〜jaejoong〜約束　１０

約束 ページ49

みんなと別れた後、私の部屋で２人
改めて一年のお祝いをした


もう、朝の５時で、彼が仕事に行くまで３時間しかなかった


「じゃあ、改めて、一年おめでとう」


彼がそう言うと、２人で缶ビールで乾杯をした


「一年前と今と、俺、変わった？」

「ん？変わってないよ。ずっと、優しいジェジュンのままだよ」

「あっは、Aも、ずっと変わらず俺の自慢の彼女だよ」


優しい瞳でKISSをする


彼のこの優しいKISSが大好きだった


「俺の彼女で辛くない？」


突然、ビックリするような事を聞いた


「え？なんで？何が辛いの？」

「普通の恋愛は出来ないし、会いたくても会えないし、俺、ガキだし」

「ジェジュンじゃなかったら、こんな幸せな気持ち一生知ることなかったよ
本当に、すっごく感謝してるのに、そんな事言わないで」


そう言うと、少し切なそうな顔をして、私を抱きしめた


「もう、俺どうしよう、こんなに好きになるなんて思わなかった」


それは私だって同じ


ヨンウン・ジェジュンを追いかけていた頃

こんなに好きな人はもう出来ないと思っていたけど

キム・ジェジュンを知ってしまって

人を好きになるというのは

こういうことを言うんだって分かった


もう一年。

でも

まだ一年


これからも、ずっと傍にいてね


彼の手が私の頬を包むと、真っすぐな瞳で言った


「何があっても絶対離れないで、ずっと一緒にいようね」


小さく頷くと、キラキラの笑顔で


「約束」


そう言ってKISSをした


ジェジュン


その約束


絶対に忘れないで


２人で大切に


守っていこうね

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