〜jaejoong〜約束　１０

like a melody and harmony in love ページ36

「A、うた歌わなくていいの？」

「う〜ん、歌ってほしい」

「じゃあ、何にする？」

「・・・COLORSの一番最後のところがいいな」

「え・・・あそこ一人で歌うの？」

「うん、なんで？」

「息継ぎ出来ないじゃん」

「がんばって」

「あっはは、なにそれ〜」


そう笑いながらも、すぅっと一息入れると歌ってくれた


『権利者の申告により削除』


「A」

「ん？」

「これって、ユンさんの事思ってリクエストしたの？」

「・・さぁ、どうかな」


私にまわした腕に力が入った


「みんなにさ、俺は女を見る目があるって言われてたの、知ってた？」

「知ってたよ」

「え〜〜？あはっなんで？」

「今日ユンさんから聞いた」

「なんだ〜〜〜。隠してたのに」

「何で隠すの。そういう事はすぐに言ってくれないと」

「あっは、だって言ったらAまたメンバーにドキドキしちゃうじゃん」

「ドキドキなんていつしたの」

「いつもしてるじゃん」

「それは東方神起にでしょ。男としては見てないよ」

「じゃあ俺は？俺も東方神起だけど」

「分かり切ったこと聞かないで」


そう言うと、湯船から私の手を引いて立ち上がり、そのままKISSをした


濡れた彼の唇が妙に色っぽくて

それだけで頭がクラクラして何も考えられなくなった


狭いバスルームに２人の吐息と真っ白な湯気が混ざり合って

２人の体を覆っていく


会えない夜も

寂しい夜も


いつもこうして忘れさせてくれる


ジェジュン


彼女の為のリクエストだったけど

聴いたら

自分の為にリクエストしたんだと気づいたよ


光差すまで、寄り添ってね


私も、祈るから


【権利者の申告により削除】

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