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病気の彼 ページ13

1時間ほどして、もう一度ジェジュンの様子を見に行った


ベッドの脇の床に座って彼の手を握り
彼のおでこにかかる髪に、もう片方の手でそっと触れた時、目が開いた


「・・・A?」

「あ、起こしちゃった?」

「なんでいるの?」

「ユチョンから電話があって」

「そうなんだ」


体を私のほうに向け、握っていた手にもう片方の手を置いた


「手も熱いね。薬飲まないと」

「大丈夫。Aの顔が見れたから」

「ユンさんが作ってくれたおかゆあるよ。食べる?」

「まだいい。・・・今日泊まってく?」

「は?・・・どこに泊まるの」

「ここ。」

「ここ。って、ジェジュン病気でしょ。」

「一緒に寝れなくても泊まっていってよ。ユチョンのベッドで寝ればいいじゃん」


顔を後ろに向けて反対側のベッドに目をやる


そうか、ユチョンと同室って言ってたっけ。
ユチョンはここで寝てるのか・・・


「A、今なに想像した?」

「えっ?」

「ハァ・・・俺病気なのにひどいな」

「はいはい。そんな事言う元気があれば大丈夫」

「大丈夫じゃないから泊まって」

「も〜そんな無理言わないで」


すると、繋いでいた手を引っ張って抱きしめた


体が熱のせいですごく熱い


「ジェジュン、まだ熱高いよ。ちゃんと寝て」

「こうしてれば治る」

「ダメだってば」


その時玄関が開いてみんなが帰ってきた音がした


「みんな帰って来たよ」

「・・・タイミング悪いなぁ・・・」


私を離すとすぐに部屋のドアが開き、4人の顔が見えた


YC「あ、ヒョン起きてる」

YN「ほんとだ。ジェジュンどう?大丈夫?」

CM「ヌナ、お久しぶりです」

JS「A、いらっしゃい」


「なんだよ〜。もうちょっと遅く帰って来てくれればいいのに」


ジェジュンの一言にみんな笑いながら、リビングへ移動して行った


「Aも向こう行っていいよ」

「なんで?」

「久しぶりに東方神起に会って嬉しそうだから」

「東方神起ならここにもいるじゃん」


そう言うと、私の手を取って、その手の甲にチュッとした


「早くちゃんとしたいな〜」


また、手を引いて抱きしめる


そんな彼の頬にKISSをすると、いつものようにぎゅっと力を入れた

看病→←嫉妬


ラッキーアイテム

革ベルト


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naepon(プロフ) - どうも~。ユンさん好きだなぁ…ここに出てくる人はみんな、好きだけどぉ♪次いってきます! (2014年1月22日 12時) (レス) id: 611870be34 (このIDを非表示/違反報告)
かーり(プロフ) - ジュエルさん» 相変わらずの面白さでございました。Part11行ってきまーす☆ (2014年1月8日 23時) (レス) id: 7acf49eef3 (このIDを非表示/違反報告)
ジュエル(プロフ) - ちゅのさん ありがとうございます!久しぶりにここ覗いたら、嬉しいコメントがまだ残っていて感激しています。涙してくれてありがとう(泣) これからもどうぞよろしくお願いします! (2010年5月24日 11時) (レス) id: 025ad835cb (このIDを非表示/違反報告)
ジュエル(プロフ) - きのんさん 初めまして!お返事遅くなってすみません><; 一気読み御苦労さま&ありがとうございます!^^本当に嬉しいです。もう20まで進んでしまってますが、ぜひまた来てくださいね!^^ (2010年5月24日 11時) (レス) id: 025ad835cb (このIDを非表示/違反報告)
ジュエル(プロフ) - ありかさん お返事遅くなりました><; そう言ってもらえると、続けていいんだって思えて嬉しいです。ありがとう^^ 私も皆さんのコメントで幸せな気持ちです。感謝してます!^^ (2010年5月24日 11時) (レス) id: 025ad835cb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ジュエル

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