〜jaejoong〜約束　１０

予期せぬサプライズ ページ41

ジェジュンがその部屋の扉を開いた瞬間

２０人は入れそうな広い部屋いっぱいに色取りどりの風船が浮かんでる


テーブルには大きなホールケーキに大きな花束

奥の中央には少し高くなったステージにカラオケの機械があった


「な、なに？カラオケ？え？」


ついたら分かると思ってたけど
それでもまったく状況を把握出来ない私にまた５人が笑ってる


「もーー！笑ってないでちゃんと説明して！」


すると、ジェジュンがテーブルの上のホールケーキを手のひらに乗せた


「見て」


そう言われてそのケーキを見ると、真ん中に


『Happy Birthday
To you beloved』


そう描かれていた


『誕生日おめでとう
最愛のあなたへ』


呆然と立ち尽くす私に、他の４人がソファーに座らせてくれた

目の前のテーブルに置かれた花束に差してあるカードには

日本語で


『たくさんの愛を込めて。ユノ、ジュンス、ユチョン、チャンミン』


・・・・・・・・


私の誕生日は先月だった

ジェジュンと同じ２月


彼が物凄く忙しくてお互い何も言わないまま過ぎていった

私の誕生日を彼に言った事がなかった気もする

付き合って初めての誕生日だったのに一緒に過ごせないのが心残りだったけど

ゆっくり時間が出来た時にお祝いすればいいか。

そう思っていた


JJ「これで分かった？」

A「・・・うん」

JJ「でも、これだけじゃないよ」

A「え？」

JJ「今日で、俺たちが出会って一年って、知ってた？」


そう言って笑う彼の瞳は


一年前と変わらず


とてもキラキラしていた

言葉にできない→←把握できない

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革ベルト

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