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光栄 ページ33

黙ってる私に彼女が続けた


「それで、私、甘えてしまったんですよね・・・ジェジュンさんに。
あんな時間に押し掛けてしまって、しかも泣くなんて、本当にマネージャー失格です」


ここでようやくとっくに運ばれてきていたコーヒーを口にした


「私も、ユンさんと似てるって言われて、ジェジュンがユンさんに惹かれるんじゃないかって不安でしたよ」


そう言うと、目を丸くして驚いた


「えーー有り得ないじゃないですか。あんなにAさんの事しか見えてないのに」

「そうかな」

「一度なんて、ジュンスさんが『ユンちゃんの事Aにしか見えない』って冗談で言ったら本気で怒って。
『Aは一人しかいない。似てると思うジュンスがおかしい』って。しかも韓国語でまくしたてるように」


「そんな事言ってたんですか・・・」

「そういう所も本当に羨ましくて。私、彼氏に振られたばっかりでしたから」

「ユンさんみたいな人でも振られる事あるんですか?」

「え〜Aさん、それイヤミですか〜?」

「まさか、本気ですよ!」


すると、また少し微笑んだ


「・・・私、もうすぐ違う韓国人グループの担当に行こうと思ってるんです
東方神起の弟分になりますから、よろしくお願いしますね」

「それは私じゃなくて、メンバーに言ってください」

「それもそうか」


2人で笑っていると、ジェジュンから電話が掛ってきた


「もしもし?」

「どこ?」

「今、ちょっとお茶してる」

「は?誰と?どこで?」

「もうすぐ帰るから待ってて。その時ちゃんと説明するから」


電話を切ると、ユンさんがコートを羽織っていた


車に乗り、私のアパートまで送ってもらうと、降りる前に言った


「ジェジュンさんは女を見る目があるってみんなに言われてる訳が分かりました。
そんな人に似てるって言われて、本当に光栄です」


「私こそ、こんなキレイな人に似てるって言われて光栄です」


また2人で笑うと、ジェジュンの待つ部屋へと階段を駆け上った

私と彼女→←喧嘩の理由


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naepon(プロフ) - どうも~。ユンさん好きだなぁ…ここに出てくる人はみんな、好きだけどぉ♪次いってきます! (2014年1月22日 12時) (レス) id: 611870be34 (このIDを非表示/違反報告)
かーり(プロフ) - ジュエルさん» 相変わらずの面白さでございました。Part11行ってきまーす☆ (2014年1月8日 23時) (レス) id: 7acf49eef3 (このIDを非表示/違反報告)
ジュエル(プロフ) - ちゅのさん ありがとうございます!久しぶりにここ覗いたら、嬉しいコメントがまだ残っていて感激しています。涙してくれてありがとう(泣) これからもどうぞよろしくお願いします! (2010年5月24日 11時) (レス) id: 025ad835cb (このIDを非表示/違反報告)
ジュエル(プロフ) - きのんさん 初めまして!お返事遅くなってすみません><; 一気読み御苦労さま&ありがとうございます!^^本当に嬉しいです。もう20まで進んでしまってますが、ぜひまた来てくださいね!^^ (2010年5月24日 11時) (レス) id: 025ad835cb (このIDを非表示/違反報告)
ジュエル(プロフ) - ありかさん お返事遅くなりました><; そう言ってもらえると、続けていいんだって思えて嬉しいです。ありがとう^^ 私も皆さんのコメントで幸せな気持ちです。感謝してます!^^ (2010年5月24日 11時) (レス) id: 025ad835cb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ジュエル

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