〜jaejoong〜約束　１０

あり得ない ページ23

「地方に一緒に行くマネージャーさんは誰かなって気になって」


言うなり、私を見て唖然とした感じ


「A、それが気になってたの？」

「うん」

「・・・ハァー・・・それってさ、もしかしてユンさんが一緒かどうか気になってるってこと？」

「うん・・・」

「・・・ユンさん、ずっと一緒だけど」


・・・・えっっ・・・今なんて言った？


固まる私を見てまたハァーっとため息をつく


「あのさ、前にも言ったと思うんだけど・・・」

「なにを？」

「俺にとって、女はAしかいないって。ハワイで言わなかった？」

「・・・そうだっけ」

「なにそれ〜！ちゃんと言ったよ！忘れたの？」


・・・・言われたような気もするけど


「ユンさんはマネージャーなんだから、Aが気にする必要もないじゃん」

「・・・でも、みんな私に似てるって言うから」

「俺は似てるなんて思った事ないよ。これも前に言った」

「ジェジュンはそうでも向こうは違うかもよ。
私に似てるんだから好みも似ててジェジュンを好きになるかも」


思わず言ってしまった言葉に、ジェジュンが笑いだした


「あっははははは！A、そんな事想像してたの？」

「笑いすぎ」

「あっはっはは！有り得ないじゃんだって」

「なんで分かるの？」

「俺がそれで揺れると思う？向こうが俺を好きになるのも考えられないけど、
万が一あっても俺がAから離れると思う？あっは、有り得ないよ」


キラキラの瞳でそう断言されると、なんだか恥ずかしくなってきた


「この話しやめよ。もういいよ」

そう言うと、いきなりぎゅうっと抱きしめる


「そんなに俺のこと好きだったなんて知らなかった〜。あはっ」

「・・・苦しいんだけど」

「あー今なんか超嬉しいな〜」

「何がそんなに嬉しいの」

「分かんないけど、嬉しいからこのままベッドに行きまーす！」


立ちあがって私を抱き上げると


優しい顔でKISSをしながら寝室に向かった

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