〜jaejoong〜約束

タクシーの中 ページ36

A「ジェジュン！な、何で？」

驚く私を無視してタクシーを止める

JJ「乗って！」

言われるがままにタクシーに乗ると、後からジェジュンも乗り込んできた

そして、大久保さんのBARの場所を運転手さんに告げる

A「帰らないの？」

JJ「ヌナの家、あの辺でしょ？」

A「あ、そうか。。。って、何で知ってるの？あ、大久保さんに聞いたのか」

自分で聞いといて自分で納得する私

ジェジュンが笑った

A「なんか、笑うの久しぶりに見た感じ」

JJ「そう？え〜ヌナが面白いから、ずっと笑ってるじゃん」

A「ずっと笑ってたけど、途中からテンション低かったよ」

JJ「・・・・・」

A「疲れてるよね、、ごめんね。」

JJ「何で謝るの？」

A「え？だってわざわざ私の家寄ってくれてるから。。。ジェジュンが帰るの遅くなっちゃうでしょ

　 あっ、そうだ、先に、ジェジュンの家行ってくれていいよ！私は大丈夫だから
　
　 あ、でもそうか、住んでる場所知られたらダメだよね。ごめん。。。」

また、一人で言って一人で納得する私

ジェジュンの口元がフッと笑ったけど、さっきの笑顔とは違う

なんだか寂しそうな顔に見えた

それから、なんとなく何も言えなくて、何を話せばいいのかも分からなくて

ジェジュンも黙って窓の外の流れる景色を見ていたから

静かな車内に流れる 聞いたことのない歌謡曲に耳を傾けていた

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