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釘「はぁっ!?」


野薔薇ちゃんの大きな声が廊下に響きまくる。


キーンと耳にこだまする。


釘「シブヤの奴に告白された上、愛と連絡交換したですってぇっ!?」


貴「……うん。」


ゆっくり頷くとハァーと深いため息。


彼女の顔を見ると悲しいような


怒っているような


そんな顔をしていた。


釘「なんで!?おっかしいでしょうが!

なーにが『好きだ、大好きだ。』よ。

だったらAが辛かった時に助けろよって話
なんだけど!

他の2人もよ!見てるだけじゃなくて誠心誠意
謝れっつの!

で?何よ、愛とかいう奴!

『なんでAちゃんは好きな人と結ばれる
の?私はどうして結ばれないの?』って…。

Aが七海さんと結ばれたのはちゃんと前を
向いて努力したからでしょうよ。

何もせずに結ばれようとか、その愛っていう子
愛されるのが当たり前なのね。

『妹みたいなものだから』ってAは前までそ
の感情さえ向けて貰えなかったのに。

……甘えてんじゃねぇよ。」


ゼェゼェ言ってる彼女。


彼女は思っている以上に私のことを大切に思ってくれているのかもしれない。


でも、彼女の言うことも嬉しくてきちんと『私のことを思って言ってくれている。』と分かる。


貴「野薔薇ちゃん……ありがとう。」


彼女の肩に手を置くと彼女の顔が近くに迫る。


次に感じたのは横にある野薔薇ちゃんの顔。


女の子にしてはたくましい腕はしっかりと私の首に巻きついていて。


くっついてる身体。


私が彼女に抱きしめられている、そう分かるのに差程時間は掛からなくて。


釘「私、私ね…」

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設定タグ:呪術廻戦 , ヒプノシスマイク   
作品ジャンル:アニメ
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Judo0517 - すみません!間違ってインターネット設定を初期化してしまいまして‥この小説では続きを作れなくなりました。続きはきちんと書くつもりです。本当に駄作者でごめんなさい‥! (2021年4月30日 17時) (レス) id: 001dbf15df (このIDを非表示/違反報告)
桃ちゃ(プロフ) - 野薔薇さん、沈めるだけじゃ足らないっすよ、指、詰めましょう (2021年3月27日 15時) (レス) id: 7a49d7f7f9 (このIDを非表示/違反報告)
jyudo0517(プロフ) - ありがとうございます!これからも応援よろしくお願いします (2021年3月17日 16時) (レス) id: 5183fb8b47 (このIDを非表示/違反報告)
Aya - 続編待ってました!!!面白いです!!!これからもよろしくお願いします! (2021年3月17日 11時) (レス) id: b39f26c75a (このIDを非表示/違反報告)
胡瓜しらす(プロフ) - いやマジで高専の皆結婚しよ? (2021年3月13日 12時) (レス) id: 25950665d2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ひすい | 作成日時:2021年2月26日 15時

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