もう、忘れよう。

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入口に入ると七海さんがチケツト買いに言ってくれた。


しかし、すぐに戻ってきた。


七「……お金はペアチケットを見せたら要らないから楽しんでください、と言われてました。」


ペアチケットはどうやら無料券も含まれていたらしい。


もしかして何割り引きになるのかなと思っていたけれど、タダになるなんて思っていなかった。


ペアチケットをくれた野薔薇ちゃんに感謝しないと……。


そう思いながら「後でお礼を言っておきましょう。」
と言うと「えぇ、そうですね。」と優しい声音で言われて


また、キュンとしたのは秘密です……。


早速、水族館に入るとまずは大きな色んな魚が泳いでいるケースが目の前にドン、と置かれていた。


あ、ジンベイザメ……可愛いなぁ。


あんなに可愛いくて食べる量すごいんだろうな
ぁ、、。


あ、サンマもいる……。魚屋に売ってる売り物のサンマしか見たことがなかったから新鮮だなぁ。


新鮮ってピチピチしてるって訳じゃなくて。


……何言ってんだろ、私。


七「……Aさん、綺麗ですね。」


貴「ジンベイザメ……他の魚食べないのかなぁ。」



七「……はい？」


貴「…え？」


その後、七海さんにだいぶ呆れられ笑われた。


七「……全く、貴女は……ふふっ。」


貴「そんなに笑わなくても……。」



やっぱり七海さんと話していると落ち着いて、七海さんと一緒にいて良かった、なんて。



大好きだなぁー。









ーーーーー

乱「……あれって！」


有「A……？」

幻「……A、ですね。」

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