165歩目 ページ36
釘「イケブクロォ?あぁー、あのAが来てから初めて行ったお寿司屋さんで会った時の、3人の似たような顔立ちの奴らね?」
似たようなっていうか、兄弟なんだけど……、。
貴「……うん。
私は1番私の近くにいたー、あのキャップを被ってた男の子、山田二郎って言うんだけど…。
愛ちゃんが来る前、私の親友だったの。
何処に行くにも、何をするにも一緒だった。
でも、愛ちゃんが来てから何もかも愛ちゃんに私は奪われて行った。
今まで登下校していた私よりも愛ちゃんと登下校しだして……。
一郎さんも、三郎くんも愛ちゃんの方に行った。
私も一緒に行きたいって言いたかったけど、愛ちゃんが『皆と私が仲良くしたいから』って。
『私とAちゃんの家が逆方向だから』って、
……そう言われたの。
だから我慢しないとって。
私がワガママ言っちゃいけないんだって。」
釘「A……。」
虎「そんなことが……。」
伏「……そうか。」
貴「ヨコハマの皆の時もそう。
告白してきた左馬刻さんも……。
『好きだ』って…。酷いかもしれないけどじゃあ、なんであと時助けてくれなかったの。
あと少し前にその言葉が聞きたかった。
銃兎さんも私を責める時、営業スマイルで『しょっぴくぞ』って言われちゃった…。
少し前までは、素を見せてくれるくらい仲良くなってた気になっていたのは私だけだったんだ。
そう勝手に落ち込んで…。」
釘「……営業スマイルもクソもないわね。」
虎「その左馬刻っていう奴、なんで助けてやらなかったんだ…。」
貴「……メイソンさんの手料理も愛ちゃんに取られた。
見た目はアレだけど美味しかったの。
私は両親が居ないから、とても助かってた。
愛ちゃんに全部取られちゃったけどね。」
3人に心配をかけたくなくて無理に笑った。
釘「……っ!やっぱり許す必要ないわよ!!」
伏「…同感だ。」
虎「……ごめん、A。俺、そいつらを許せそうにない。」
119人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Judo0517 - すみません!間違ってインターネット設定を初期化してしまいまして‥この小説では続きを作れなくなりました。続きはきちんと書くつもりです。本当に駄作者でごめんなさい‥! (2021年4月30日 17時) (レス) id: 001dbf15df (このIDを非表示/違反報告)
桃ちゃ(プロフ) - 野薔薇さん、沈めるだけじゃ足らないっすよ、指、詰めましょう (2021年3月27日 15時) (レス) id: 7a49d7f7f9 (このIDを非表示/違反報告)
jyudo0517(プロフ) - ありがとうございます!これからも応援よろしくお願いします (2021年3月17日 16時) (レス) id: 5183fb8b47 (このIDを非表示/違反報告)
Aya - 続編待ってました!!!面白いです!!!これからもよろしくお願いします! (2021年3月17日 11時) (レス) id: b39f26c75a (このIDを非表示/違反報告)
胡瓜しらす(プロフ) - いやマジで高専の皆結婚しよ? (2021年3月13日 12時) (レス) id: 25950665d2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ひすい | 作成日時:2021年2月26日 15時