episode1 ページ2
鈴「これから2週間ほどこの本丸でお世話になります、鈴と申しますっ、よろしくお願い致します…………!」
全てはこの可愛らしい見習いーー鈴ちゃんが来てから変わってしまった。
可愛らしく緩くカールされた腰までの髪。そして見ていて落ち着く薄緑の瞳。
「可愛い」。
それが彼女に対して思った第一印象。
本丸を初めてはや2年。たかが2年かも思うかもしれないが何せ14歳の時に政府の人から連れてこられたのだ。おかげで審神者の中ではかなり若い類に入ると思う。
そして、目の前にいる鈴ちゃんもかなり若い類に入るだろう。
貴「こちらこそ、よろしくお願いしますね。鈴さん。」
加「ねぇ、この人が前に言ってた見習い?」
私以外の若い女の人は見る…………というか接することが少ないため皆は見習いに興味津々。加州の他にも粟田口とか三条もしげしげと見つめていた。
貴「そうよ、皆仲良くてあげてね。」
そういうと「はーい」と手が上がったり返事をしたり…………。どうやら鈴ちゃんのことを受け入れてくれるらしい。
良かった、良かった。鈴ちゃんも「皆様いい方そうでよかった………、」とほっとしているようだ。
どうせ2週間ほど過ごすのだ。どうせなら仲良くなった貰いたい。そして、自分が本丸を持つ際に彼らで学んだことを役立てて欲しい。
暫くは、さらに騒がしくなるなぁ……………………。
そう思ってた私を殴りたい。
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