ブルーロックのマネージャーは自分のセカイに閉じこもってしまいました。【ブルーロック・プロセカ⠀】

閉じこもるまでーー日 ページ6

｢おはよう。｣











笑いながら近づくと何故か驚いたような顔をされた。…………どうして？
















凪くんも、私の方を向いて少し瞳を見開いている。本当に、どうしたんだろう。



















いつもなら凪くんは眠そうにご飯を食べてるかこちらを見てると言うのに。



















おかしいな、と思ったのも束の間だった。

















｢なんでもねぇよ。……………もう、挨拶終わったら向こういけよ。｣


｢そうだよ、なんでまだそこにいるの。｣



















前までなら｢一緒に食おうぜ。｣なんて言ってくれたのに。私が貴方達になにかしましたか。



















なんて、言えたらどれほど楽だろう。



















でも私はマネージャーだから。



















選手に反論するなんて、そんなことできないしやるべきではないんだと思う。



















｢……………うん、わかった。じゃあね。｣



















手を振ると2人の息を飲むのがわかった。……………さっきから一体なんなんだろう。



















まるで私の顔を見て驚いているような、衝撃を受けているような、そんな顔。



















偽の笑顔ってことがまさかバレたのか。



















でもまぁ、バレたところであのふたりには関係ないし。



















なにか言われても笑って謝ればいいかな。



















私はふたりが私について話してることなんて何も知らなかった。

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