ブルーロックのマネージャーは自分のセカイに閉じこもってしまいました。【ブルーロック・プロセカ⠀】

閉じこもるーー。 ページ13

｢…………………………あれ？｣










白い光が辺りを包み込んで何事！？と驚いてると同時に眩しくてぎゅっと瞳をつむった。











しかしいつまで経っても何も起きない。…………スマホが故障でもしたのかな、とそっと瞳を開けてみる。



















するとそこには灰色の空間があった。
………………私の、部屋じゃない？



















え、私は夢でも見てるのだろうか？疲れすぎておかしくなった？

















後ろや周りを振り向いてみるけどなんにもない。いや、地面は湖のように波紋が続いている。だけどほかは何も無い、永遠に続いてる空間。



















｢私の、部屋…………？消えた？｣



















代わりにこの空間が？というかまずここはどこ？



















シーン、としている空間を見渡してみる。誰もいないけど何故か寂しさだとかは感じなかった。



















｢……………………でも誰もいない。誰も、誰も。｣



















ここには、誰もいない。



















そう、誰も。



















私を蔑ろにする人、バカにする人、悪口を言う人、苦しめる人



















誰も、誰もいない。



















｢…………………それに、心地いい。｣


















こんなに誰もいない、殺風景な場所なのに。
寂しそうな場所なのに。



















これほどまでに落ち着くのはどうしてだろう。



















｢………………………………私、ここにいれたらどれだけいいだろう。｣


｢………………………………………………ここに、いればいい。｣

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