好感度が見えるパラメータが見えるようになった結果。【ブルーロック】

パラメータ9〜潔side〜 ページ10

突然だけど俺には好きな人がいる。…………いや好きっていうかもう愛してるという領域に達していると言ってもいいと思う。











貴「ふぅ…………、あ、潔君……隣座っていい？」














小さめのサンドイッチ2個トレイに乗せた俺の想い人Aが俺の方に向かってきてくれる。















いつもより隣来てくれる時間が3分も遅かったので心配になった。…………まさか、また誰かからちょっかいをかけられたのだろうか？

















潔「なんか今日少しご飯持ってくるの遅かったね……、なんかあった？」














話を聞くと凛がAが水を取ろうとしたらウォーターサーバーの前に立ち塞がりなかなか水をとらせてくれなかったらしい。

















Aが『何がしたかったんだろうね』と肩をすくめる。…………だけど俺は知っている。



















Aはとてもモテる。本人からすれば自覚もないみたいだけど人気ぶりがえげつない。

















かくいう俺も彼女が大好きな内の一人だ。気づいたら彼女の沼にはまってしまった。

















いつもは少ししか話さない紳士な対応をする國神も














悪質なイタズラはするけど一線は超えずに構いに貰にいこうとする千切も














俺と同じで彼女にまず親しみを持ってもらうべく優しく接してる我々丸も

















好きな女の子に素直になれず思わず真逆なことを言ってしまう蜂楽も
















辛辣なことは言ってるもののえぐめの独占欲が見え隠れしている凛も



















わざと素っ気ない態度をしている玲王も

















酷いことを言ってAの気を引こうとしている凪も



















全員彼女のことを好きで大好きで……愛してる。まぁ……素直になれないやつはいるけど。



















彼女からすれば蜂楽とか、千切とか凛とかは天敵に近い感じだろうな。



















全くと言っていいほど素直じゃないから。…………でも、あんまり酷くしてるとぱっと現れた奴らに取られちゃう気もする。















…………まぁ…………考えすぎか。

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