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episode1 ページ2

「ほら、お前もこっち来いよ!!」

「さ、悟ッ…………!!もうちょっとゆっくり引っ張って…………!!」
















目の前で行われている茶番………もとい、いつもの光景に思わずまたか、と瞳を逸らしてしまう。
目の前で華奢な手をグイグイ、と引っ張っているのは五条悟。



















光を浴びる度に煌めく白髪とまるで輝いている、と言っても過言では無い宝石のような瞳とそれに良い意味で似合わない、不釣り合いな高い身長。



















恐ろしいほど綺麗な人。



















そしてそんな彼が引っ張っているのは私なんかではなく



















「さ、悟ってば、もう……………………………!!」


















その横で可愛らしい怒り方をする女の子。………瀬戸内桃香さん、私のひとつ上の学年………つまり五条悟と同じ学年でもある。















薄ピンクの、桃色の髪をハーフアップにして今日も可愛らしいことこの上ない。しかも瞳の色はお揃いの水色と来たもんだ。















その上手をしっかりと恋人繋ぎをしてどこかへ向かってる。



















別にこのふたりが恋人関係なら私もなんにも思わない。むしろ、お似合いとすら思うだろう。
美男美女、とはこのことを言うのだろう、なんて。



















しかし、そうもいかないのだ。



















「………五条先輩、こんにちは。」

「あ?…………んだよ、お前かよ。………せっかく今から出かけんのに嫌なもん見た。」



















この私を目に入れた途端不快感で顔を顕にする男。



















私の、婚約者です。

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設定タグ:五条悟 , 呪術廻戦 , 高専時代
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- 面白すぎる!!!更新楽しみにしてます!!! (12月28日 2時) (レス) @page4 id: e366ea730f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:水晶 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2023年12月25日 12時

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