episode１ ページ2
「は……………、」
まさに『青天の霹靂』の顔というのはこのことを言うのだろうと思う。
滅多に崩すことのないであろう表情が思わず引きつってるくらいには動揺している。
「どうした、家入。そんな顔して。嗚呼、俺にそんなに心配して欲しいのか？？」
「貴女、ミヒャエルに心配して欲しいのッ！？」
私をこんな顔にさせてるふたり………なんなら会うのがまだ2回目の彼より横に寄り添うように彼の横にくっついてる女性に言われてもなぁ、と遠い目をしてしまった。
というかはじめましての会って２回目のカイザーさんはまだいいとして、横に座ってる女の人は誰？？
私のことをすっっごい瞳で睨んでいるけど。
カイザーさんから「会って2回目になるが、少し込み入った話がしたい」と呼ばれた。
なので高専の応接間に通されたと思ったら、数分して『自分も横にいるのが当たり前』みたいな顔して入ってきたから今まで何も言えなかったけど。
そして口を開いたと思えばこれ。
私は初めて会う金髪の美女から敵意向けられるようなことした覚えないんだけど。
「その横にいる女性は誰ですか。」
私の問いにミヒャエルカイザーは彼女の腰をそっと抱き寄せる。
「俺の最愛の相手だ。」
「ミヒャエル……………！！」
コイツ絞め殺していいですか。
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Efu - こういう話めっちゃ好き！！続き楽しみにしてます!! (2月15日 22時) (
レス) @page4 id: 2ce3183096 (このIDを非表示/違反報告)
fumi - こういうの大好きです。更新頑張ってください‼ (12月28日 17時) (レス) @page4 id: 8ff7b7fdb9 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶 - カイザーがクズすぎて笑えてくるwww続きがめっちゃ楽しみです！！応援してます (12月27日 19時) (レス) @page3 id: 9ef5edf713 (このIDを非表示/違反報告)
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