検索窓
今日:14 hit、昨日:11 hit、合計:13,204 hit

episode2 ページ3

「おはようございます。2人とも、では私はこれで。」
















よそよそしく外面用の笑顔を二人に向ける。すると話しかけるなオーラを出しておいて、案の定彼等は「不機嫌オーラ」を出してくる。

















きっと『俺らが言ったことに対して何ら答えていない』ということだろう。


















「話聞いてたの?………俺、可愛くないって言ったんだけど。」

「それは言えてる。」

















2人で意地悪そうに笑う。お前らは人の外見どうこう言える見た目してんのかよ、なんて思いながら「すみません、自分の外観には頓着がありませんので」と口元をあげる。



















まぁ、見た目は整ってると思うけどアレ位のレベルなら高専にもうじゃうじゃ居るしね。



















この頃外観の良さと性格の良さは反比例するんじゃないか、と思うことが増えた。
原因は元は担任だったが今はリストにこいつらも入っている。


















五条悟、私のクラスの担任であり年中無休のクズである。



















性格は終わっていると言っても過言でない。……………………………ないが顔がいい、金を持ってる、強い、このデキる男の条件があらかた揃っているのだ。



















初めは「顔がいい………!!」とブルーロックのみんなの顔を見る度に思っていたけど今は嫌いに嫌いを重ねて大嫌いなので五条の顔を思い浮かべて「五条に比べたら」という謎の貶し方をしている。



















「だっ、だろうね!!」

「あのもう、行っていいですか。他にすることもありますし。」

















何故か言葉につまる蜂楽君に思わず首を傾げる。後ろで「俺らと話してるだろ」と言いたげな潔君も顔も見える。



















「………………………………貴方達と話してる暇があるなら早く色々と終わらせたいんですよね。
私こう見えて暇じゃないんですよ。」



















そう言って彼らに私は背を向けた。

episode3→←episode1



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (67 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
283人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

こいぬ( ´∀`) - あの!間違っていたらすいません💦 前のアカウントで似たようなのを書いたのって さようならという作品で合っていますか? あの作品面白っかったです(((o(*゚▽゚*)o)))だから消化作品とかいわないでくださいね本当に面白いので頑張ってください長々失礼しました (12月21日 17時) (レス) id: 4d9a79232e (このIDを非表示/違反報告)
jyudo0517(プロフ) - 通りすがりさん» すみません、作者側の間違いです。ありがとうございます! (12月9日 11時) (レス) id: e508273c49 (このIDを非表示/違反報告)
通りすがり - 感想ではなくすみません。注意事項の「苦手な人はカムバック」とありますが、「ブラウザバック」の間違いでは?カムバックだと作品に戻ってこいって意味になっちゃいます。 (12月9日 7時) (レス) id: ef889ea2fc (このIDを非表示/違反報告)
オンブル(プロフ) - こういう系の小説めっちゃ好きです!更新楽しみにしてます! (12月8日 23時) (レス) @page4 id: 8c99440ad0 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:水晶 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2023年12月7日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。