私は私の道を行くので。【ブルーロック×呪術廻戦⠀】

episode1 ページ2

「なんでアンリさんみたいに可愛くないの？」















選手のひとりにあさ挨拶すれば返ってくる返答は決まってる。さっきみたいに朝から罵倒されるか、無視されるか。それか酷い時は舌打ちされるか。



















今日は返事をしてくれたからまだ良い方と言えるのか。



















黄色がトレードマークの彼は私がいつも反応が薄いのをいいことに先程みたいに言いたい放題。
他の選手やアンリさんには好意的なのにどうして私だけこんな態度なのか。


















１回真正面から聞いてみたいが所詮はエゴイスト。身勝手な反応が返ってきて終わりだろう。



















可愛くないのか？
確かにアンリさんみたいに柔らかい笑みも持っていないし、気の利いた言葉も言えない。………そんなもの私が聞いてみたい。
















彼の横にいる双葉が目印の彼からも「うわっ、朝から最悪…………」という何故か何も話してないのに侮蔑の言葉が飛んできた。



















煩いなぁ、世の中こんなんばっかり。

















朝から最悪なのはこっちの台詞よ、クソ野郎。ここでいつもの私なら『朝からピーピーうるせぇんだよ。羽虫かテメェらは。』と言っていただろう。

















しかし、褒めて欲しい。



















私はなんと担任の「トラブル起こさないようにね！」という言いつけを守り未だにまともにコイツらに口答えしたことがない！！

















相手は一般人(パンピー)で護衛対象。
私が守ってやる立場である。まぁ、お金は貰ってるんだけど。

















じゃないと昼はマネージャーで夜は呪術師なんてこんな職場3日と持たないだろう。

















私の周りにいる男よりかはまだまともだろう、と思っていた初期の私を殴りたい。



















コイツらが優しかったのなんて最初だけ。
蓋を開けてみればなんてことは無い、エゴイストなんて聞こえがいいだけ。



















自己中極まりない奴らだった。

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