不良の反応日記：壱

三途春千代追加します！ ページ41

好きって言ってみた

「……俺も好きだ……何だよ、その顔は！」

貴女はいつもの彼なら照れて言ってくれないか、ぷいと向こうを向くものかと思っていたのでとても驚きます。彼いわく「あんまりにも可愛いからつい反応しちまった」たのことでした。




嫌いと言ってみた

「今なんつった？あァ？」

喧嘩した勢いで言ってしまうと綺麗なお顔が目の前に……！というか、壁に追い込まれてるんですけどね。貴女が「きら、き、きっ……」と続きを言おうとすると「あァ〜〜？」と顔をさらに近づけてきます。
恐ろしい……。




泣いてみた

「話なら聞いてやるから泣くな、チョーシ狂う。」

貴女が「ちょっと疲れたの、……友達って何なのかな。」とぽつりと言うと「さぁ？」とまさかの返事が返ってきます。貴女がぽかんとしてると頭に少しの重みが。頭の頭に手を置いて貴女が泣き止むまでポンポンしてくれる。



別れようと言ってみた(本気)

「巫山戯んな、何でだよ。」

壁に押し付け顔を近づける。「け、喧嘩ばっかりで……、私の事なんて大切とも思ってないくせに。」
といつにもなく柄にもないことを言ってしまう貴女。
すると彼の力が緩むのでその隙に逃げようと試みようとしたとき、口を塞がれる。その後、真逆の説教タイムが始まる。

「俺がどんだけお前のこと思ってるか、分かってんのか!?分かってねぇな！？」



親に虐待されていたら

「傷全部見せろ。」

貴女は渋々煙草の痕を付けられた腕や蹴られたお腹、殴られた足、締められた首を見せます。彼は「言われた言葉全部教えろ。」と声が震えています。貴女が「昔から言われてたんだから全部は分かんないよ。」
と力なく笑うと「じゃあ、覚えてる範囲でいい。」と言います。貴女が言われた事を言うと強く抱きしめてきます。【頑張ったな。】と泣きながら。


ヤンデレになったら……(独占型)

「俺のもんだからな？ぜってぇ他のやつに触らせねぇ。」


2人きりになると貴女に抱きついてきたり、キスをおねだりしてきます。その上少し男子と話すと威嚇し、貴女に擦り寄ったり何ならその人の前で深い方のキスをしたり……。貴女が注意しても知らんぷり。(こ、この野郎……)と思うかもしれませんが、貴女もどこかで彼の愛を求めています。

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