不良の反応日記：壱

間接キスに気づかれてみた２ ページ24

貴「間接キスだよ、気づいた？」



河田ソウヤ

「そ、そうだね………。もう1回したい………。」

貴女が「間接キスだね、気づいた？」と笑うと顔がみるみる真っ赤に。可愛いくおねだりをしてきます。
「もう1回。」と言ってますが彼の1回は間接キスでは無い上にしつこく長いですよ。


八戒

「…………。(気づいて思考停止)」


停止しますね。動きもなんなら呼吸もしてません。どうやら貴女が「間接キスだね。」と言う前に気づいてしまったようです。
「八戒?!」貴女がびっくりして名前を呼ぶと「か、間接……。」と意識が戻ってきました。



灰谷蘭

「可愛いな………お前。」

微笑みがお兄ちゃん。このひとことに尽きる。目を細めて口がゆるゆるな彼は傍から見たら「あれが灰谷兄弟の兄!?」とびっくりされます。
貴女には彼は甘々なんです。照れると思っていた貴女はまさかの不意打ちをくらってドキッとして撃沈。



灰谷竜胆

「…………。そうだな。」


一瞬、目を細めたあと屈託ない笑顔で笑う貴女を撫でます。
「間接キスだよ、もっとさぁ………なんかないの？」
不満そうな貴女をみて眼鏡をくいと動かし、耳元で「可愛いこと言うな……。」と囁きます。

貴「ち、近い！」

「もっと近くで言ってやろうか？」


イザナ

「ん、も一回しようよ。」

顔色ひとつ変えずに言う彼。照れてないとか、何も思ってないとかでは全然なくて。むしろ「(もっとしたい、今度は間接じゃなくて直接したい)」とまで思ってる。
貴女が彼に顔を近づけると耳元で一言。

「も1回って言ってるんだけど？ほら、Aからして？」

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