不良の反応日記：壱

泣いてみた1 ページ11

貴「うぅっ……。ｸﾞｽｯ……。」

花垣武道

「ど、どうした!?何かあった！？」

きっと最初はワタワタしてぎこちなく抱きしめてくれる系男子。貴女が「嫌なことがあったの。」と言えば
一言、「そっか…。俺はAがいつも頑張ってるの知ってるよ。」泣き止むまでと頭を撫でてくれます。
優しくてカッコイイ自慢の彼氏ですね。

「何かあったら言えよ、無理はしないで欲しいから。」



マイキー

「……誰に泣かされた？」

いつもの人のいい笑顔ではなく目が据わってます、完全に。貴女が「なんでもないの、ちょっと悪口言われちゃって……。」と無理に笑おうとすると「無理に笑わなくていいよ。見るの、すげぇ辛い。」そんな彼の優しさにまた泣いて…。その繰り返しです。
次の日悪口を言ってた子が謝ってきました。……涙目に震えながら。
……何ででしょうね？


ドラケン

「何があったか、話してみろ。ほら。」

急かしてきますが「早く励ましてあげたい。」という彼なりの優しさ。「ちょっと人間関係で疲れちゃって…。」と力無く笑うと「い〇めか？」言葉に詰まると「勇気のねぇ野郎らだな。」と鼻で笑います。

「いいか、同じ学校なんだから俺を頼れ。何のためにいつも見張ってると思ってんだ。」

……ん？今聞こえちゃいけない言葉が聞こえた気が。



三ツ谷


「よしよし、頑張ったな。」

理由を聞きませんが、貴女が話すと頭をひたすら撫でてくれます。その優しい手つきに「私……、頑張ってるつもりなの。なのに…、なの、に…。いい子ぶってるって……。」と本音が漏れ始めます。その間ずっと頷いてくれたり、「すげぇよ、お前は。」と言ってくれます。

「そいつらの名前と学年わかるか？…え？何に使うの？ってお前は知らなくて良いんだよ。ちょっと注意しに行くだけだ。」


河田ナホヤ

「何泣いてンだ？どこのどいつにやられた!?」

泣いたのを見た瞬間自分が泣かせたのかを 一瞬で判断し、そうじゃなかったら徹底的に彼女を泣かせた相手のことを聞き出す。女子なら東京卍會の規則に基づき手は出さず、注意だけで終わるでしょう。しかし、男だったら話は別。


「へぇ……。告白してきた同級生を振ったら嫌がらせをしてくるように…。なるほどな。ちょっと行ってくるワ。」

……何処にでしょうか。

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