呪術の学校に入ったけど家族が過保護です。 (ページ27)

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あの後ー1 ページ27

五条先生から「先生に任せなさいー！」と言う言葉に押され…。

現在、夜の11時で家入さんが伏黒くんの治療中…。

私、何もしてなくない？

伏黒くんがボロボロだったけど…。

大丈夫かな。伏黒くん。結構血だらけだったからな…。

伏黒くんから「お前はもう帰って寝ろ。」と言われたけど仲間なんだし、保健室の場所も覚えたかったから着いていくことにした。

した、というかついて行った。

貴「…はー。」

白い椅子に身を委ねる。

何もしてないけど、疲れた。なんて言うんだろ、うーん…。

気疲れ…？

貴「伏黒くん、大丈夫かな…。

伏黒くんには悪いけど疲れた…。」

「独り言が随分と多いですね、貴女。」

真っ暗な廊下から低い声が聞こえた。……こんな時間に誰？

五条先生？

こんな話し方じゃないし…。

伏黒くんは今家入さんの治療を受けてるし…。

真逆……、

貴「呪霊っ？」

「呪霊がこんなにハッキリと話すはずないでしょう。話すとすればかなり高度な呪霊ですね。」

低い声をつむぎながら現れたのはー

貴「な、七海さん？」

七「はい、そうですよ。呪霊ではありません。」

貴「こんばんは。」