広島県立呪術高等専門学校【呪術廻戦募集企画満室御礼！！⠀】 (ページ1)

今日:27 hit、昨日:8 hit、合計:5,591 hit

あらすじページ1

「ーーーえ、ここがほとんど無意味なことに使われてるってマジ？？？」

ある特級がぽつりと呟いた。

目の前には広大な土地と施設。周りには自然豊かな光景が広がっている。

入口は鳥居で囲まれており、何百年も前からあったとされている建物がある、というのは小耳に挟んだことはあったが………と特級は口に弧を描く。

無意味なことと言うのは、儀式や秘匿死刑囚の処刑場でもあったらしい。

ーーー得体の知れない儀式なんてしたところでって話だし、だいたい処刑になるのは将来有望な若者ばかり。
………そんなことあって良い訳がない。

ーーー「勿体ないね、こんなに教育に向いてるいいところなのに。」

またポツリと呟くとその特級は踵を返して鳥居を抜けていった。その口元の弧は何を考えているか分からなかったが。

その何ヶ月後或る噂が流れ始めた。

「特級の術師がバックアップして作り上げた3つ目の高専が設立されたらしい」と。