社長と ページ7
youside
「中に戻ろうか」と言って、私の手をとるテミン
手を握られた時、少しだけドキッとした
ずっと、周りと距離を置いてきた
だから、私に笑顔を見せてくれる人なんていなかった
笑顔なんて忘れていると思った
けど、ここにきてから少しだけ笑えるようになってきた気がする
人ってどうしてこんなにあったかいの
あったかくて、懐かしくて、、安心する
今、手を伸ばせば幸せを掴める事が出来るのだろうか？
笑えるのだろうか？
少し前を歩いていたテミンの足が止まり、繋がれていた手が離れる
それにつられて私の足も止まる
ＩＳ「 おぉ、ここにいたのか テミンにaiko 」
顔を上げると、社長と４人の知らない人がいた
ＴＭ「 こんにちは 」
aiko「 こんにちは 」
ニコニコ顔の社長
その隣には、４人の中にはさっき会場で見かけた人もいる
ＩＳ「 紹介したい人がいるんだ この人はイ・ヒョンジュンさんという 」
！！？
名前を聞いたとたん下を向いてしまった
ヒョンジュン？ お願い、人違いであって......
ＨＪ「 こんにちは、テミンさんに....aikoさん 」
この声、
間違いないヒョンジュンだ
恐る恐る顔を上げると、さっき会場で見たヒョンジュンがいた
どうして、社長といるの？
社長が何か話しているけど、まったく耳に入ってこない
ヒョンジュンのほうを見ると、目が合った
真っ直ぐに私を見ている
狙われているような、にらまれている様な感じがした
目を逸らして下を向くと、腕にテミンにつけてもらったブレスレットが見えた
社長が話している間ずっと、ブレスレットを握っていた
ＩＳ「 aiko緊張しているだろう、あ、そうだヒョンジュンさんがお前と話がしたいって 」
びっくりして、顔を上げると微笑んでるヒョンジュンがいた
その微笑みは私にとっては悪魔の微笑にも見えた
テミンが心配そうな顔で私を見ている
だれかを守れるなら、私は大丈夫
aiko「 えぇ、いいですよ 」
微笑む
自分の作り笑いが一番嫌いなのに
心の自分を閉じ込めて、仮面をかぶる
叫んで、泣いて、怖がっている自分に蓋をする
また、自分に嘘をつく
もう、疲れちゃったのに
偽りの自分に
いつ、心から笑えるようになる？
もう、そうやって考えるのはやめよう
期待すると、前より深い暗いとこに落ちるから
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美来(プロフ) - 初めまして！この作品気に入りました！更新楽しみにしてます(^^) (2014年11月30日 23時) (
レス) id: 262fc7b842 (このIDを非表示/違反報告)
赤メガネ(プロフ) - 黒千華さん» 返してもらったんだ！か、覚悟しときます.... (2013年8月9日 21時) (レス) id: e1aeffc225 (このIDを非表示/違反報告)
黒千華(プロフ) - 頑張ってちょーよ。 宿題どーにかしないと先生ーにゆーぞ 覚悟してねーー。 (2013年8月9日 21時) (レス) id: 6019cbd920 (このIDを非表示/違反報告)
赤メガネ(プロフ) - めか☆さん» めか☆さんコメントありがとうございます！更新がんばりますね！ (2013年8月7日 11時) (レス) id: e1aeffc225 (このIDを非表示/違反報告)
赤メガネ(プロフ) - まさおさん» 特にこの人が良い！なんて希望はありますか？トンとカンタはちょっとできないかもしれません (2013年8月6日 21時) (レス) id: e1aeffc225 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きのん | 作成日時：2013年7月30日 12時
