一人 ページ19
youside
aiko「 ヒョンジュンッ！ ジョンヒョンは？ 」
ＨＪ「 まだ、なんとも言えない 」
その言葉を聞いて、力が一気に抜けた
それから、どのくらい経っただろうか
ヒョンジュンが電話で席を外した
戻ってきたヒョンジュンは私を優しく抱きしめた
ＨＪ「 A、よく聞いて、ジョンヒョンは生きている 」
aiko「 ほんとぅ？ 」
ＨＪ「 あぁ、だけど、、、、、もう二度と目を覚ますことはない 」
弟が死んだ
そういわれている事と同じことなのに、どこか冷静な自分がいた
ＨＪ「 ジョンヒョンは機械で命をつなぎとめている状態だ、、、機械を止めればジョンヒョンは死ぬ 」
aiko「 もう、分かってたの.....ジョンヒョンが目を覚まさないことぐらい 分かってた 」
ＨＪ「 A 」
aiko「 でも、でもっ、、認められなくて....一人になるのが怖くて 」
ＨＪ「 A 」
ヒョンジュンは私をなだめようとしてくれるけど、ヒョンジュンの言葉さえ耳に入って来ない
aiko「 分かってたの、分かってたはずなのに、、、怖かったの 一人が 」
ＨＪ「 分かってる 分かってるから 何も言わなくていい 」
守れなかった、
お姉ちゃんなのに、
ジョンヒョンの笑顔が好きなのに、
もう、見れないと思うと、寂しくて、悲しくて、
一人になってしまった
たった一人の弟が手の届かぬところに行ってしまった
ＨＪ「 A 今日はどうする？ 僕の家に来るかい？ 」
aiko「 ......帰る 」
ＨＪ「 送っていく、ちょっと待ってて 」
少ししたら、ヒョンジュンが返ってきて、私の手を取った
車の中でお互い何も話さなかった
けど、繋がれた手は離れることはなかった
宿舎の駐車場に着いた
ＨＪ「 入口まで送っていく 」
部屋の番号だけ伝える
部屋の前に着くと、ヒョンジュンがインターホンを鳴らした
中から出てきたのは、ハンギョンさん
ＨＧ「 あ、aikoちゃんおかえり どなたですか？ 」
ＨＪ「 ヒョンジュンといいます それより、aikoを部屋に それでは僕は失礼します 」
今まで、繋がれていた手が離れる
ＨＧ「 あの、送ってくれてありがとうございます 」
ＨＪ「 それでは 」
ドアが閉まる
その瞬間、ヒョンジュンが口パクで「一人じゃない」そう言ったのが見えた
ＨＧ「 もー！aikoちゃん心配したんだ..から...ね 」
私様子に気づいたのか、声のトーンが段々と低くなるハンギョンさん
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美来(プロフ) - 初めまして！この作品気に入りました！更新楽しみにしてます(^^) (2014年11月30日 23時) (
レス) id: 262fc7b842 (このIDを非表示/違反報告)
赤メガネ(プロフ) - 黒千華さん» 返してもらったんだ！か、覚悟しときます.... (2013年8月9日 21時) (レス) id: e1aeffc225 (このIDを非表示/違反報告)
黒千華(プロフ) - 頑張ってちょーよ。 宿題どーにかしないと先生ーにゆーぞ 覚悟してねーー。 (2013年8月9日 21時) (レス) id: 6019cbd920 (このIDを非表示/違反報告)
赤メガネ(プロフ) - めか☆さん» めか☆さんコメントありがとうございます！更新がんばりますね！ (2013年8月7日 11時) (レス) id: e1aeffc225 (このIDを非表示/違反報告)
赤メガネ(プロフ) - まさおさん» 特にこの人が良い！なんて希望はありますか？トンとカンタはちょっとできないかもしれません (2013年8月6日 21時) (レス) id: e1aeffc225 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きのん | 作成日時：2013年7月30日 12時
