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#05 ページ6

Aside

神威「悪いけどアイツはもう春雨じゃないよ。処刑されたから。」
銀時「な、処刑!?」
A「そ。役立たずは切り捨てる主義なの。どっかの馬鹿提督が取り仕切ってるおかげでね。」
神威「提督は俺だよ。」
茶髪「なら土方さん入団して切り捨ててもらったらどーですかィ」
土方「お前が行け!ゴホン まあ、一回屯所まで来てもらうぞ。」

そう言った土方が神威に手錠をかけようとしたとき、視界が暗くなった。
頭が少し痛いから頭でも叩かれた?
ほのかに土の匂いがする。
転んだ?

茶髪「3時23分、将軍暗殺未遂及び、麻薬取締法違反の疑いで逮捕〜」
土方「オラ、乗れ。」

顔を上げると茶髪の顔がアップで見えた。

A「ぎゃっ!?」

そう言えば神威は。
身体を起こして振り返ると、誰もいなかった。
神晃さん、神楽、新八、銀ちゃんまで。

A「クッソォォォォォ!!!やられたァァァァ!!」

天を仰ぐが何もない。

茶髪「2番隊、3番隊は銀行入ってえいりあんの死体片付けろィ。4番隊は将軍の護衛行け。1番隊は先屯所戻っとけ。この女事情聴取するぜィ。」

そう言った後、にまり、という程の効果音が付きそうなぐらい、顔の影を濃くして笑った。
コレ、あかんやつや…
神威と似たような笑い方する。
あー、生きて帰れんのかなー
アレ、目から水が…
なんてな笑

---真選組屯所内 取調室---

今、現在進行形で茶髪と睨みあってる。
これ、逸らしたら負けな。

茶髪「アンタ、名前は。それと年齢。」
A「A。18歳。」
茶髪「成人してねェのか。」
A「見た所、アンタもそうだと思うけど。」
茶髪「良く分かりましたねィ。沖田総悟でさァ」
A「何故名乗った。」
沖田「相手の素性を知るにはまずは自分からってね。」
A「ふーん…」

違う気がするけど。

沖田「次、春雨の第何師団ですかィ」
A「七…」
沖田「あの男との関係は?」
A「上司と部下…あと幼馴染。」
沖田「アイツは旦那とか言ってましたがねィ」
A「古い約束よ。神威と許嫁になるっていう。親が勝手に決めたから今は関係ないの。」
沖田「そうですかィ」

そろそろ返してくれないの?
この人見てるの疲れた…

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作者名:うゆに塩湖 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/my.php  
作成日時:2021年1月16日 14時

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