僕の中の奇跡。１ VIXX

020：親友の笑顔。 ページ20

　RAVI side
　
　ホンビナと彼女を追っかけてきて、少し離れた木の陰に隠れた俺たち。

　N「あ〜、あんな所で！(怒)」
　KEN「なんかハギョニヒョン、嫉妬してる彼女みたい」
　N「２人はうまくいくのがいいけど、ホンビナはアイドルになる自覚が・・・」
　RAVI 「ありますよ(笑)」
　N「なんで言いきれるの？」
　RAVI「すごい今いい笑顔だから」
　N「はぁ？そんなの理由になんないじゃん！」
　LEO「彼女がいる限り、頑張ると思う」
　N「・・・そう？」
　勘がいいというかどうか、映画館でホンビナとAちゃんが動いた時、
　ハギョニヒョンが偶然のタイミングで発見して・・・から追跡してきた。

　でも、なんか２人いい感じで抱き合ってるし。
　ホンビナとは性格も考え方も違うけどお互い理解してきてたし、明日発表される
　グループのメンバーとしても一緒に頑張りたい。

　ハギョニヒョンには言ってないけど・・・
　まさか今朝、出会ったばっかりの２人だなんて思えないぐらい、いい感じ。

　KEN「ハギョニヒョン、もう帰ろうよー」
　N「だから最後まで見届ける！」
　RAVI「もう〜、明日からデビューに向けて大変なんですよー(苦笑)」
　N「そんなこと言って、応援してるのわかるけど」
　KEN「ハギョニヒョンは応援してないの？」
　N「応援してるよ、メンバーの幸せは僕の幸せなんだから」
　LEO「じゃあ、帰ろう」
　結局、テグニヒョンに引っ張られてハギョニヒョンは逆方向へ歩いた。
　
　俺は、もう１度振り返って２人の抱き合ってる姿を見てみんなと元へ走った。
　ーファイティーン、ホンビナ(笑)
　
　LEO「今日はお前のおごりだ」
　N「は？なんでおごり？！」
　KEN「リーダー♪(笑)」
　RAVI「ハギョニリーダー♪(笑)」

　N「もう、普段思ってもないのに！勝手な時だけリーダーって！！」
　KEN「24時間思ってるー(笑)」
　RAVI「俺も(笑)」
　
　LEO「・・・」
　
　N「あ！テグナは思ってない？！」
　
　LEO「・・・」
　
　N「ガン無視？」
　
　LEO「・・・」
　
　N「やー、なんか言ってー」
　
　LEO「焼肉」
　
　N「食べたいものじゃない！」
　

　
　

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