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015:彼女の涙のわけ。 ページ15

 RAVI「ホンビナはバスケ経験者だよ、ヒョン(笑)」
 N「あ〜もう!やめたぁー!疲れたー」
 ハギョニヒョンは、ホントに疲れたみたいで地面に座り込んだ。

 HONGBIN「もう、大丈夫(笑)」
 僕の後ろにいる彼女にそう言って振り返った。
 
 A「・・・」
 
 HONGBIN「笑いじょうご?まだ笑ってる?(笑)」
 
 彼女はまだ下を向いたまま、じっと動かない。
 A「・・・」
 
 N「Aちゃん、もう怒ってないよー(笑)」
 
 テグニヒョンもウォンシクも様子が変な事に気づいて彼女を見ていた。
 
 HONGBIN「Aちゃん?」
 僕が彼女の顔をのぞき込んでたら、涙が頬をつたっていた。
 A「ごめんなさい」
 HONGBIN「え?どうしたの?(汗)」
 彼女は、流れる涙を手で押さえた。
 
 A「兄弟げんかってこんな感じなんだって…」
 HONGBIN「兄弟げんかって、お兄ちゃんいるよね?」
 
 僕は彼女のこと何も知らないでいることに愕然とした。
 
 テグニヒョンが何も言わずAちゃんの手を引っ張ってベンチに座らせて
 突っ立ったままの僕も肩を押されて彼女の隣へ座った。
 
 LEO「つらいかもしれないけど話して。みんなで聞くから」
 
 みんなはベンチの前の地面に座った。
 
 彼女はゆっくり話を始めたー
 
 中学生の時、両親が離婚したこと。
 そんな両親がイヤで歳の離れたお兄ちゃんとの生活を選んだこと。
 最近になってお兄ちゃんの結婚生活に自分が負担になっていないかと悩んでいること。

 ハギョニヒョンは地面に座ったまま膝に頭をのせて泣いていた。
 ウォンシクは、泣いてる姿を隠すように背中を向けて座りなおした。
 テグニヒョンは、じっと一点を見つめたまま動かなかった。
 隣に座る僕は、泣いている彼女の背中をさすってあげることしか出来なかった。

 テグニヒョンは、何かを思い出したかのように立ち上がったのを僕たちは見ていた。

 すぐにテグニヒョンはバスケットボールを地面にボンボンとつきながら戻ってきた。
 LEO「ホンビナ!」
 テグニヒョンは僕めがけてそのボールを投げてきた。
 HONGBIN「え?」
 勢いよく飛んできたボールを受けて、テグニヒョンの顔を見た。
 LEO「ハギョナにパス!」
 言われた通り、ハギョニヒョンにボールをパスした。
 N「OK!ウォンシク!」
 ハギョニヒョンはウォンシクにボールをパスした。
 RAVI「ホンビナ!」
 戻ってきたボールを持って彼女を見つめた。

016:昼間の鬼ごっこ。→←014:ハギョニヒョンいじり。



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設定タグ:VIXX/vixx/ホンビン , K-POP , KPOP   
作品ジャンル:恋愛
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里奈(プロフ) - えるぴょるさん» EXO&BTOB同票で自動的に締め切ってました。頭フル回転で考えてみます(笑) (2014年12月4日 0時) (レス) id: 61b40e31e4 (このIDを非表示/違反報告)
里奈(プロフ) - えるぴょるさん» いまam6:00現在は、EXO1位ですね(笑)1票が大きく影響されている投票になってますね^^;どうなるのか、今日の23時55分ごろ楽しみです(笑) (2014年12月3日 6時) (レス) id: 61b40e31e4 (このIDを非表示/違反報告)
えるぴょる(プロフ) - 里奈さん» そうなんですか!とても楽しみにしていますね♪あ、ちなみに私はEXOに投票しました〜!! (2014年12月3日 0時) (レス) id: 99f00a8d04 (このIDを非表示/違反報告)
里奈(プロフ) - ぁずみにょさん» 手強いですね、でも今見たらいい感じで接戦になってました(笑)あと1日、どうなるかな?(笑)また途中経過見てみてくださいね、ドキドキ(笑) (2014年12月2日 17時) (レス) id: 61b40e31e4 (このIDを非表示/違反報告)
ぁずみにょ - 何だか、EXOが手強い予感…(笑)BTOB頑張って(笑)って、EXOも好きなので楽しみにしてます~♪ (2014年12月2日 14時) (レス) id: 1685c8f5dc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:里奈 | 作成日時:2014年11月13日 8時

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