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Akito side
赤「ッA」
『大丈夫です、わかってます』
そういうAの表情からは何も読み取ることができない。
橙「A、望も本音ちゃうから。な？」
緑「っせやで、みや！ほら望もはよ謝らんかい！」
そうかみちゃんに言われた望は、
桃「……」
赤「望！！」
先程あれだけ怒った手前、素直に謝ることができなくなってる。
黄「…何事」
そこに打ち合わせのため席を外していた淳太くんが戻ってきた。
雰囲気を察したのか、外にも聞こえとったのか、
何事かと聞いた割に、足はまっすぐAの元へ向かっていた。
黄「A？」
淳太くんがそう問いかけてもAは表情を変えない。
黄「…今日はもう帰るわ」
こんな状態じゃ練習できひんやろ。という淳太くんと目が合う。
あー、なるほどね。はいはい。
黄「俺はA連れて帰る。望は任せた」
あと望、と淳太くんが望に声を掛ける。
黄「俺殴っていいとは言ったけど、コレは許してへんぞ」
桃「…っ」
じゃあ、と淳太くんはAの手を引いて、リハ室を出た。
最悪の雰囲気の中、1番最初に発したのは、
青「望、ちょっと座れ」
かなりイラついた様子の流星だった。
青「言っていいこと、あかんことの区別もできんのか」
桃「……」
青「…なあ、あれ本心か」
そう問いかける流星に無言を貫く望。
青「じゃあ俺も神ちゃんも�陲舛磴鵑發笋瓩燭曚Δ�ええか？」
桃「…ッそれはちゃう！！」
青「何が違うん」
そういう流星の表情もAと一緒で。
青「あの時の言葉は嘘だったん？」
"希望を叶えるためには、流れ星が必要や！"
桃「んなわけない…！」
紫「流星、そんくらいにしとき」
青「�陲舛磴鵝帖�
紫「望やって、本気で言ったわけじゃない。
それはみんなわかってんね。ーーーただ、」
タイミングが悪すぎたわ、と�陲舛磴鵑篭貍个い靴拭�
紫「な、照史」
橙「…おん」
その日の夜、俺は2人の家にお邪魔していた。
橙「…どう？」
リビングには淳太くんと俺の2人。
Aは部屋で寝ていた。
黄「明日から普通を装うハズや」
橙「やっぱそうなるか…」
Aは迷惑かけることを恐れる。
本当は今すぐ抜けた方がいいと思ってるけど、
そうするとツアーに影響が出るから、
タイミングを見計らってるって感じかな。
タイミングを見つけて仕舞えばおしまいだ。
タイムリミットはツアーまで。
もう絶対、1人にはせえへんよ。A。
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作者名：ぽんこつ | 作成日時：2022年1月11日 15時
