西の末っ子は真ん中出身【JW】

なにわ侍　ハローTOKYO ページ25

※宮田編です。完全な捏造なので、嫌な方は飛ばしてください。
会話文多め。舞台風に進めます。







黄「A」

『おおー！淳太くん！お疲れ様！』

黄「なにしてん」

『なにしてん、って練習じゃんか』

黄「…なんの」

『なにって…次のオーデションだけど』

黄「ッおまえ…諦めるんか」

『あきらめてないじゃん、だからこうして練習して…』

黄「次の話あらへん！！俺との話や！！」

『…淳太くんは、もう決まったじゃん』

黄「俺は、お前がおらな、意味ないねん」

『…馬鹿だなぁ、大丈夫だから、今回あのグループが』

黄「ちゃうねん！！やっぱりお前がおらんと！！
　 約束したやろ、一緒にやろうって。なあ？
　 偉い人に頭下げて、一緒にやろうや。
　 A以外にもな、3人」

『………どうにかなる問題じゃない』

黄「え？なんて…？」

『俺らが！！！頭下げてどうにかなる問題じゃねえだろ！！！！
頭下げたらデビューできんのかよ！？なあ！！！！
何回もオーディション落ちて、受かったと思ったら、俺抜きでデビューして！！
どれだけ頑張っても、報われない努力なんて死ぬほどあんだよ！！！
報われないどころか、なかったことにされる！！その気持ち、わかるのか！？なあ！！！！』

黄「ッやってみんとわからんやろ！」

『わかりきってるだろ！！こんなこと！！
それえで解決するなら、オーディションなんていらねえんだよ！！
…もう、ほっといてくれ。頼むよ…』

黄「…わかった」


スッ prrrrr...


黄「あ、照史。ごめん俺抜けるわ」

pi

『おっまえ、なにしてんだ！！！！』(胸ぐら掴む)

黄「何回もいったはずや、お前とじゃなきゃ意味ないって」

『だからって、わざわざ決まったもん捨てるんか！！』

黄「今回のことでお互い諦めるんやったら、俺だけがなかったことにすればええ！
　もう一回2人で目指したい！！」

『俺はそんな情けいらんのじゃ！！なめとんのか！！』


バタバタバタ...(メンバーが来る)


黄「情けちゃうわ！！俺1人のデビューとお前を天秤にかけた、それだけや」

『…お前、ほんとふざけんなよ！！覚悟はどうした！！！』

黄「いっちゃん覚悟がないのは、お前やろ！！！」

『ッ！！』

黄「断られるのが怖くて、もし仮に自分が入れることになって、
　 グループにとって、マイナスになったらって考えてるんやろが。
　 頭下げる覚悟もなけりゃ、泣く覚悟もない、なんの覚悟もないやんけ！！」







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