__ ページ46
.
『サ、サボ……？どうしたの？』
サボ「なぁ、いつもあんな感じなのか？」
『何が？』
サボ「おれ以外の男とあんな近い距離で……」
『なぁに、嫉妬したの？』
サボ「そりゃするだろ。おれはAに会いに来たのに。」
『私だってサボがずっとナミやロビンと話してるから嫉妬してたんだけど。』
サボ「えっ……！」
せっかくサボがウチの船に来てたけれど、何故か彼はナミたちと話していた。最初はそれにムッとしていたが、拗ねた様子でこちらを見ていることに気付いてそういえばそう言う私もルフィたちと一緒にいる。サボ、嫉妬してるんだって思うと、ちょっと意地悪したくなっただけ。
革命軍の参謀総長ともあろう男のこんなに拗ねた顔を見れるのは彼女である私の特権。少し嬉しくなった。
サボ「………なぁ、キスしてもいいか？」
『許可とらなくていいよ。……ッん、』
サボ「可愛い」
『ッ…………さぼ、』
欲の孕んだ目で見つめられて、心底愛おしいといったような顔でそんなことを言われたら照れるに決まってる。おまけに指輪をしている場所に小さくキスを落として微笑んでくる彼。自分の顔が熱くなっていくのがわかった。
ダメだ、サボと再会してからどんどん好きになっていく。彼がいなきゃ生きていけないくらいに。
『ねぇサボ、好き……ッ本当に好きなの。ずっとサボのこと忘れたことなんてなかった。再会してからどんどん好きになって、私ダメになっちゃいそう。』
サボ「ッ………はは、参ったな。可愛すぎるんだけど。」
先程よりもさらに熱っぽい瞳でキスをされる。手袋をした手で耳を撫でられて、気持ちよくておかしくなりそう。
サボ「ダメになっていいんだ。もっとおれのこと好きになって、おれに依存してくれればいい。おれはもうとっくにお前がいなきゃダメな男になってる。」
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 765人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Suzu(プロフ) - このシリーズ大好きです！！ いつも続き楽しみにしてます。もっとサボとの関係進展して欲しい…！ (2022年8月26日 14時) (
レス) @page47 id: e76feed68f (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 悟と傑の嫁さん» コメントありがとうございます₍ᐢ´т ̫т`ᐢ)とっても嬉しいお言葉光栄です！更新頑張っていきます！！ (2022年8月20日 16時) (レス) id: b6fa274b3d (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - わんこそばさん» わ〜〜そんなふうに言っていただけて光栄です(TT)これからも更新頑張っていきますね！ (2022年8月20日 16時) (レス) id: b6fa274b3d (このIDを非表示/違反報告)
悟と傑の嫁 - 初コメント失礼します！！ 主様の作品が面白すぎてコメントを送らせていただきました！ 更新頑張ってください！！応援していますっ！！！！ (2022年8月19日 13時) (レス) @page44 id: 7142da3b96 (このIDを非表示/違反報告)
わんこそば - わぁぁぁぁl！あやさん神ですか！？お願いします才能分けてくだs(((( (2022年8月19日 13時) (レス) @page44 id: 9229c146b4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：にゃん | 作成日時：2022年8月14日 6時
