無鉄砲はありですか？【赤】

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「重岡さんは何からするんですか？」


嬉しそうに話す坂口さん



ほんまにかわいい



女優とか、モデルとか


顔面かわいい人はたくさんおるけど



坂口さんのかわいさはそんな人たちよりも断然上回ってる




重「あー、まだ決めてないんす。坂口さんは？」



「敬語じゃなくて大丈夫ですよ？同い年ですよね？
私は有酸素系から入ります！」




うそやん、まさかの同い年やと思われてるパターン


これって喜んでいいことなん？




重「あ、じゃあお互い敬語やめよ！」



「うん、わかった！
呼び方もさん付けじゃなくてええよ。」




敬語やめた瞬間出る関西弁



かわいい子が使う関西弁ってほんまにかわいいねんな

あかんわ、にやけてまう





重「なんて呼んだらええの？俺はしげでええよ」



「下の名前、Aって言うからそのままでええよ」




重「わかった、ほんじゃあAな！」




照れが伝わらんように


無意識のうちにわざとらしく明るく話してるのが自分でも分かってしまって



なんか俺、必死やな






「うん！しげ！」





そういってにこにこ笑う君はほんまにずるいな








「一緒に走る？」





そうやってかわいく聞くのも



もう全部


俺だけのものにしたいねん






重「俺めっちゃ速いからな、ついて来れるん？」




そう茶化すと



「どこまでもついてくから！」



楽しそうに笑ってくれる





重「いやいや、ストーカーかよ。こわ〜」




でも俺は全然素直になれへん




どうしてもふざけまうねんな




「ついて来れんのって聞いたんしげやん！」




Aの性格のおかげで仲良くなれた





やっぱりにやけてまう

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