6 ページ6
小「今日何時上がりなん?」
一通り案内が終わり
坂口さんがフロントに戻ろうとしたとき
望が話しかけた
「今日はあと10分で上がりやで。トレーニングして帰るつもり!」
小「じゃあご飯行かへん?」
「え、トレーニングしたら、終わるの23時前とかになるで?」
小「遅すぎるな。じゃあ連絡先教えて!」
俺と流星はほったらかしで
ぐいぐい距離を縮めていく望
藤「望すげえな」
重「同級生なんやろ?普通ちゃう」
自分が出遅れてるなんて思いたくなくて
自分に言い聞かせるように
藤「あ、そっか、同級生なんか。」
そんな望と彼女は話が落ち着いたようで
小「じゃあトレーニングがんばろな!」
「うん。がんばろね。」
望を見たあと、流星と俺にも微笑む彼女
ロッカールームで着替えながら
話はもっぱら彼女のこと。
小「中学の時からかわいかったけど、もっとかわいくなってるわ」
藤「会員の間でも人気あるもんAちゃん」
望は俺の知らない彼女を知ってる
流星は下の名前で呼んでる
俺はまだなんも知らん
どないしたらええんやろ
122人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:さかぐちなる | 作成日時:2016年12月18日 1時