Drowning in you-4 ページ6
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授業はあっという間に終わった。
途中途中、Aと〇✕ゲームで遊んだり。
悪いことするなぁなんて思うけど
こんなゲームも意外と楽しくて。
『終わったー！』
「数学当たらなくて良かったね」
『ヒヤヒヤした……』
数学は俺もAも当たらずに済んだ。
一応当たった時のために問題は解いておいたけど
そんな必要はなくて安心した。
後ろの席だから遊んでてもバレないし、
意外と当たらないのかもしれない。
『京治くん、この後部活？』
「うん」
『そっか、頑張れ！』
「ん、ありがとう。Aも気をつけて帰ってね」
Aの髪をクシャッとする。
髪をクシャッとすると、
嬉しそうな表情をするから。
いつの間にか癖になってしまった。
Aは髪崩れる〜なんて言ってるけど
へへっと嬉しそうにはにかむからやめられない。
「A〜！帰ろ！」
『うん！じゃあまた明日ね』
「また明日」
Aと別れて部室に向かう。
もう先輩達みんな来てんのかな、
今日はHR長めだったからな。
部活時間には遅れたくない。
まだ時間には余裕があるけど
俺は速歩きで部室に向かった。
「お疲れ様でーす」
「おお、赤葦お疲れ」
「今日めっちゃ暑そー」
「それな」
中に入ると皆、着替えてたり、話してたり。
もうすぐ始まるから俺もすぐ着替えよ。
とか思ってたら木葉さんに声をかけられる。
「どうかしました？」
「……彼女いんの？」
「え？」
「彼女いんの？」
「彼女……？」
いや、居ないけども。
木葉さんが彼女と間違えてる人物。
そんなのただ1人しかいない。
俺が一緒にいる女子。
間違いなくAだ。
でも別にそんな、普通に友達だ。
Aとは友達。
「昼休み2人きりだっただろ？」
「なんで知ってんすか……」
え、見られてた？なんて思うけど
人の気配なんて感じなかったし。
3年の先輩がまわりに集まってきた。
彼女じゃないんだけど……
それでも木葉さんは確信したように言う。
「彼女だろ」
「違います」
「嘘つけ！正直になれよ！」
「いえ、正直です」
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ちゃか.(プロフ) - サキさん» コメントありがとうございます！そう言っていただけてすごく嬉しいです…！私自身も書きながらきゅんきゅんしてました！(笑) (2017年12月30日 18時) (
レス) id: 913905f81a (このIDを非表示/違反報告)
サキ - もうキュンキュンし過ぎてやばいです。すごく良かったです！ (2017年12月30日 1時) (レス) id: 039bdc96e3 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃか@気高き薔薇の女王(プロフ) - 弥緒さん» コメントありがとうございます！そう言っていただき嬉しいです。そうなんですね…。やっぱり恋って複雑ですよね(汗) 更新頑張ります…！ (2017年8月20日 17時) (レス) id: 913905f81a (このIDを非表示/違反報告)
弥緒 - なーんて！夢主ちゃんには幸せになってほしい！告白したわけじゃないけど、きまずくなっちゃった。更新がんばれー！！ (2017年8月18日 15時) (レス) id: d9d423301a (このIDを非表示/違反報告)
弥緒 - きゅんきゅんする！私も好きな人がいて、祭りのとき告白しよう思ったんやけど隣にいた子に邪魔されたんよ。 もう少しだけ好きでいたかったなぁ。 (2017年8月18日 15時) (レス) id: d9d423301a (このIDを非表示/違反報告)
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