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宮近side
それは突然の出来事だった。
宮「Aから電話だ。珍しい。」
普段あまり電話はかけてこないAからの着信。
「...ちゃか..ちゃん..！ここどこかわからない助けて怖い」
焦りと恐怖に襲われているような、
そんな声がした。
宮「待って、A！落ち着いて！今何が見える？」
「わかんないよぉ....」
宮「何してたの？！」
「いつも行くスーパーに買い物に行こうと思って、
そしたらもうわかんなくなって、」
宮「わかった！今から行くからそこ動かないで！！」
Aがいつも行くスーパーならわかる。
その近くにAがいると思い、とにかく走った。
20分くらい探して、
小さくうずくまる女の子が目に入った。
宮「A！！！！！」
「ちゃかちゃん......」
怖かったと泣く彼女の体は冷え切っていて、
抱きしめれば細い体が今にも折れそうだった。
生き慣れているはずのスーパーに行くのに
迷子になり、今どこにいるのかもわからない。
Aの病気は俺たちが思っている以上に
深刻な物なのだと感じた。
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わかな - すごく切ないいい話で号泣です。完結まで楽しみにしていますので頑張ってください！ (2021年7月9日 22時) (
レス) id: 5eee54215d (このIDを非表示/違反報告)
愛(プロフ) - 最後の文章で一気に涙が。結末とっても楽しみ待ってます！！ (2021年7月9日 1時) (レス) id: c52bda2056 (このIDを非表示/違反報告)
空(プロフ) - みくさん» ありがとうございます！結末を楽しみに最後まで読んでくださると嬉しいです！ (2021年6月25日 11時) (レス) id: 4cdd84060a (このIDを非表示/違反報告)
空(プロフ) - 愛さん» ありがとうございます！上手くまとめられるか分かりませんが、どうぞ最後までお付き合いください！ (2021年6月25日 11時) (レス) id: 4cdd84060a (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - なんか、涙が止まらなくなりました。最高にいい作品に出会えました！続き楽しみにしています！！ (2021年6月25日 1時) (レス) id: 12bc81e91e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空 | 作成日時：2021年6月21日 22時
