今日:2 hit、昨日:2 hit、合計:103,321 hit
小|中|大
21. ページ21
.
『じゃあ、行ってきますね』
今日もいつも通り「いってらっしゃい」と送り出してくれる小瀧さん
「あ、Aさん」
ドアに手をかけた時小瀧さんに呼び止められた
「帰ってきて、ごはん食べて、21時になったら約束の話しますね」
いつも通りの笑顔、いつも通りの優しさ
全てがいつも通りなのにどこか悲しそうに見えた
『...はい!いってきます!』
家を出れば重岡が迎えにきてくれていた
「よお」
軽く挨拶をして車に乗り込む
「どっか行きたいとこある?」
『............は!?』
「なんっやねん、急にデカイ声出すなや」
『なんやねんはこっちのセリフ!!重岡が買い物ついてこいって言ったんじゃん!』
「あ、そういえばそんな予定やったな」とヘラヘラしてるもんだから、こっちも気が抜ける
わたしはどこまで重岡に振り回されるのでしょうか
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
479人がお気に入り
479人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:空 | 作成日時:2019年2月28日 22時