家政夫の彼

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_____________5年前




わたしはあの時高校3年生で、受験も控えていたからお気に入りのカフェで勉強することが多かった



そこのカフェには''桐山さん''って言うオーナーさんがいて、わたしにめちゃくちゃ優しくしてくれた



もうほぼ毎日通ってたから常連になりつつあったあの日


久しぶりに猛勉強したから知恵熱でも出てたのかな？
頭が痛くて体調が悪かったが、学校で誰にもバレないように過ごしてそのままカフェにも行った




けど





「なあ、Aちゃん熱あるやろ？」





すぐバレた




『...ないです』


「何や今の間！絶対熱ある！ちょ、体温計持ってきてー！」





そう言ってバイトの人に体温計を持ってきてもらって、熱を測ると38.0度




「ほら！熱あるやん！ちょ俺仕事終わったら家まで送るから、ここで寝とき！」

『ええ...』

「あかん！寝とき！」





そう言ってスタッフルームみたいなところで寝て、起きたらおでこには冷えピタが貼られていた





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