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16. ページ16

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「え、ちょ、まって、俺またAちゃんのこと嫌な気持ちにするかもしれへんで？」





「...もう手遅れです！」





ねえ先輩




「でも、だって...え？」





先輩はわたしに1度も触れてこなかったね






先輩なりの一線の引き方に優しさを感じて






先輩のテンパる姿が可愛くて







「っふふ」






先輩と出会ったあの日と同じように、つい笑ってしまった





「...かわいい」

「ちょ、ぎゅってしてええ？」






ほんと最後の最後までズルいなぁ先輩は





fin
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作者名：空 | 作成日時：2019年2月26日 21時

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