おれんじの休息

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「え！！ジェルくん全然出ないんだけど(笑)」



会議がてらご飯食べよーーって誘おうと思ったのに〜！
もしまだ寝てるならジェルくん会議にも遅刻だよ〜！(笑)

とりあえず起きてるかどうかLINEして…
えーん！もりさん寂しいよ〜(笑)



「ぼっち飯するか〜」

そう思って、お店を探して、いい感じのところに入ろうとした瞬間。


LINEがきて、見たらジェルくん。



「あれ起きてた？？(笑)」



なーんだ、起きてんじゃん、と思って笑いながらメッセージを開いた俺の顔は一瞬で固まった。


笑ってる場合じゃないわこれ。




『すみません、熱でうごけませゆ』

『でんわしたのなーくー？』




………めっちゃ誤字ってるし熱あんの！？？



いつも元気に人を笑わせてるジェルくんだから、中々想像できないけど、

このヘニョヘニョの文面からは
顔をまっかにしてふわふわ噛みまくってるジェルくんが思い浮かんだ。




『俺ジェルくんのおうち行くから、待ってて！』


それからあっという間にジェルくんちに着いた。



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