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はい、と返事をしてそのまま車内へ
黄「ビックリした?たまたま横見たら懐かしい顔おって、声かけちゃった。」
「いや、僕もまさかと思いました。」
淳太さんの車の中では、朝の報道番組が流れ、少し甘いような清潔感のある匂いに包まれ、大人な雰囲気
彼と仲良くなるきっかけ、それは、彼が雑談会や入社式の司会進行役だった
立ち振る舞いに気品があり、若いのに係長という役職、まるで憧れる大人の男性そのものだ
黄「今日から此処を歩いてくるんやね。」
「そうっすね、今日はたまたま淳太さんに見つけてもらえましたけど。」
黄「ふふ、また見かけたら乗せてあげるね。」
「ええ、ほんまですか?是非!」
黄「素直で、元気があってええね。」
そうこうしているうちに会社の駐車場へと着いた
車の運転も慣れた手つきでいて、また真剣な横顔もカッコいい
黄「そんなに見られると照れるやんか。」
「え、僕、そんなに見てました?」
黄「ふふふ。そんなイケメンな小瀧くんに見つめられたら照れてまうね。」
ニコッとする笑い顔に隠れていた八重歯が光る
「いや、そんなそんな。淳太さんにそう言われたら嬉しいです。」
黄「良い子だね、小瀧くん。今日はつきっきりで仕事教えてあげるね。」
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作者名:よこがみ | 作者ホームページ:http://ykgm
作成日時:2019年3月25日 22時