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あー、さっきの冷水が冷た過ぎて手も顔も寒いし、目が覚めてもうて、さっきの出来事も何回も考えてしまう
いつの間にか、キッチンに向かって黙々と作業する望の大きな背中を見つめていた
その時、ぎゅ〜っとお腹の鳴る音で我に帰る
桃「たか、もう少ししたら出来るから待ってて」
「う、うん、ありがとう」
大きな背中から、ふふ、と笑う声が聞こえた
先程の申し訳なさがまた襲う
自分でも分からなかったが、いつの間にか望の その大きな背中に抱きついていた。望は何も言わなかったがとても良い匂いがしてしばらく動かなかった。というより、その後どうしたら良いのか分からなかった。
桃「はい、出来た。もー、いつまで其処に居るつもり?」
その言葉で魔法が解けたみたいに望から離れる
「御免な、ほんまに。せっかくの休みなのに。」
桃「もうええよ?沢山悩んでたんやろ?たかやって、休みなんやからゆっくりして。あと、甘えてくるの滅多に無いから可愛すぎ。」
「え?ふぁ?」
多分、顔が赤い気がする
暑いもん
桃「ほら、はよご飯食べて出掛けよ」
「 …惚れた」
その後、望がめっちゃ照れながらも大爆笑してるのを覚えてる
望のスケジュールも覚えられるよう頑張ろう
緑 × 黄(一般.男の娘)→←紫 × 桃(リアル.昼下がり)
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作者名:よこがみ | 作者ホームページ:http://ykgm
作成日時:2019年3月25日 22時