○ ページ34
えりな『え、口調…いいえそれよりも。
…ライバルと…ゆ、友人…ですって?!
それが今ま、負けた者に対する配慮ですか?!
…だいたい今までどれほど険悪だったか、わすれたの?
長い間敵だと思っていた者に、そんな親しい関係になれるとでも?』
貴女『ああ、なれると思うさ。最初から信頼できたなんてことあるかい?
敵であった。だからこそ分かち合える情も…ある。
私たちは似ている…才能も、人柄も、プライドの高さも…ただやり口が、真逆なんだ。』
えりな『…似ていてもそこが違えばダメじゃありませんか。』
貴女『だが薙切えりな、違うのはそこだけじゃないか。
それに、もうお互い分かっただろ…
どれだけこの喧嘩を続けても、最初目的としていた、お互いの考え方を改めさせる事はできない。
途中からこれを楽しんでいるんだ。』
えりな『…っ…だったら、どうすればいいのですか!!』
貴女『終わらせるんだよ、この喧嘩を!!
無駄だとわかっているなら、口出ししなければいい。
これではいつまでたっても前に進めない!』
えりな『…口出し…しない?』
貴女『…ああ、直接的な口出しは、しない。
これからは私たちの独自的な食戟も無しにしよう。
…ただ、間接的なら…
条件を決めよう。
一つ、___......』
ーーーーーー…
一色「Aちゃん起きたかい?朝ご飯だよ!みんな待ってるから早くおいで!」
その声で起きた私は、すこぶる不機嫌であった
貴女「…チッ、せっかく良い夢を見ていたのに。」
一色「機嫌悪いねえー、まあ良い夢を見られて良かったじゃないか!
さあ!みんなでご飯を食べよう!」
貴女「んー…はいはーい。」
と、自身のタンスから適当な服を見繕い着た後、重い足取りで階段を降りて行った。
途中聞こえてきた会話は…
「君の退学をかけても足りないかな」
「まじで?!」
「そう!十傑にはそれほどの価値がある!
かつてはこの寮から毎年のように十傑を輩出したもんさ!まさに極星の黄金時代!
それに比べてあんたたちの情けないこと!」
あぁ…創真に食戟の事を説明して、その流れで…的な感じか…
「いいじゃねえか!二人はいるんだし」
創真「え…二人?一色先輩と…あとは?」
悠姫「はぁ?!あんたホントに何も知らずに一緒にいたの?!」
ガチャッ
悠姫「Aだよ!
遠月十傑第0席!!事実上、遠月で1番の料理人!
《女神》那珂A。それに今では、世界一とも言われている天才料理人だよ!」
387人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ひはる(プロフ) - 続編の方は大丈夫なので続けます! (2016年12月17日 1時) (レス) id: 1f07ba6d69 (このIDを非表示/違反報告)
ひはる(プロフ) - くるみさん» 何回も申し訳ありません!私、2回ほどアカウントが消えてアカを作り直していまして、パスワードも忘れてしまい、修正が難しくなっていたことも忘れていました!パスワードが思い出せたら修正したいと思います。申し訳ありません! (2016年12月17日 1時) (レス) id: 1f07ba6d69 (このIDを非表示/違反報告)
ひはる(プロフ) - くるみさん» うに修正するつもりです。それから、その後の夢主の口調の変化は、また続編の方であるかもしれません!最近は忙しくて投稿できずにいましたが、少しゆとりが出来てきたので投稿を再開したいと思っております。これからもあたたかい目で見ていただけたら幸いです。 (2016年12月17日 1時) (レス) id: 1f07ba6d69 (このIDを非表示/違反報告)
ひはる(プロフ) - くるみさん» コメントに気づかなくてごめんなさい!私も、最初はかなりぐちゃぐちゃに混ぜてしまったので、わかりにくかったかと申し訳なく思っておりました。しかし、そのキャラのそれまでの設定を考えて変えることは難しいです、しかし、はじめの頃の口調をもう少しハッキリするよ (2016年12月17日 1時) (レス) id: 1f07ba6d69 (このIDを非表示/違反報告)
くるみ(プロフ) - 口調が男口調か女口調か分かりません。私的には女口調で統一してほしいです。 (2016年10月14日 18時) (レス) id: 24228b21c5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ひはる | 作成日時:2015年9月7日 21時