【食戟のソーマ】 天才は女神のようでした

○ ページ32

貴女「ふふ…っよろしくな！」

全「「「「おお！！」」」」

あははははは
きゃはははっ


＿＿＿＿＿＿.....
…
スー…スー


一色「あぁ、本当に楽しい夜だね今夜は…
改めて歓迎するよ創真くん！Aちゃん！よろしくな！」

私はお米のジュースに口をつけながら、軽く手を振り 応答する。

創真「やー…こちらこそっすわ〜」

一色「…あれ、もう料理が尽きたね
鰆の切り身があったはずだ、僕が何が作ろう」

創真「その格好で料理するんスね…;」
貴女「…創真…諦めな」

一色のあのスタイルは誰にも崩せない…はぁ



一色「さあ出来たよ、召し上がれ


Aちゃんもいるかい？」

と、言われたので一色さんの作った料理を覗く。
なんだ、スペシャリテじゃないのか…

貴女「…いや、その料理ならいらない、程よくお腹も満ちているしな。」

一色「ははっそうか。ではまた今度だね、」


創真「んじゃ、へへ…いただきます〜」

パクッ


ふふ、創真、驚いてるね。
そりゃあ他の寮生とは段違いだ。なにせ一色さんは…






遠月十傑第七席なのだから。



創真「あんたが…十傑…だと？！」

ぉー…いいリアクション…！


つか、一色さん、あの料理で勝負仕掛けたのか？



手ェ抜きすぎだろ。

あ、悠姫達起きたな…伊武崎は起きてたのか。


料理勝負…いわばこれは食戟の野良試合…だね。




創真「完成だ！幸平裏メニューその20！鰆おにぎり茶漬けだ！
Aもいるか？」

眠い。
貴女「…いやいらない…みんな食べ終わったら起こして…ね…」

そう言い終わるか終わらないかの所で、カクンと意識を飛ばした。



ーーーーーーーー…


司会『この勝負、那珂Aの勝利ーーー！』


えりな『また私の負けっ…しかも、先日十傑第0席をとったと！…那珂A…貴女は一体…！！』


貴女『ただの……孤独な女王よ、私は。てっぺんとったって何も感じないわ。

大切な人も…この場にいなければ私は無力。


貴女にも…わからないかしら…薙切えりな』

えりな『…孤独なんて、そんなこと気にしていたら料理に正面から向かえない。

完璧な気持ちで向かわなければ、料理人失格だわ。』

貴女『!…驚いたわ。貴女からまともな言葉がが聴けるなんて…

今のは…すこ…し
美しかったと…おもう、わ。』

えりな『んなっ…そんなつもりではないわ！ただ至極まっとうな意見をい、言っただけで！』

貴女『ふふ、あははっそうだな、至極、まっとうだ！
そうだな、次の食戟の条件はー…』

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