○ ページ31
貴女「ふふ…」
やっと、人間味のある微笑みが浮かんだと思ったら…ね
やはりえりなは凄いね、離れていたって私を暖かい気持ちにさせてくれる。
あの仲の悪かった一年生時代が嘘みたいだ。
まぁ昔があるから今があるわけだけど。
眠気が出てきたので、もう一眠りしようかと思っていたら…
創真「A!これ、青木が作ったかき揚げだってよ!食ってみろよ!」
貴女「ふふ…私がここで静かに飲んでいたこと気づいていたのか…
宴会に、夢中になっていると思ったが…」
創真「気づいてるに決まってんだろ!俺らもう極星寮の寮生だぜ!つか、お前も隅にいないでこっち来い!」
そういって私を引っ張り上げ、皆が居る中心に連れて来られた。
創真「ほい、かき揚げ」
大吾「俺が作ったんだ!ああ、俺は青木大吾、
那珂さま、どうだい?」
カリィッ
まあまあだな。
貴女「ふうん…いいんじゃないか?」
全「「「「「「「え??」」」」」」
貴女「ん?なんだ、反応が薄いからか?」
悠姫「い、いや、それもそうなんだけどー…そのー、那珂様の口調が変わったのにみんな驚いてるんですよー…」
ああー、中等部から私のこと知ってる子は余計に違和感あるよな、ずっとお嬢様言葉だったし…
創真「そーだよな!!急によそよそしくなったりして…」
涼子「い、いや幸平くんの言っている口調は逆のパターンだわ!」
貴女「んー、一色さんや、創真は今の私に慣れてると思うけど…
簡単に言っちゃうと、信用している人と、してない人で口調が変わるんだよ。
お嬢様言葉の時は信用してない人。
この男っぽい口調の時は信用している人。
君たちをこの宴会中ずっと見てた…見てた上で信用できると思ったんだ。」
創真「なぁーるほど!」
一色「ははっ、珍しいね、こんなに早く信用するなんて」
悠姫「え、そうなんですか那珂さま?」
様ねぇ…
貴女「…その様付けやめてくれないか、あと敬語も。
信用した人には呼ばれたくないんだ。
ああ質問に答えようか。
んー、なんだかわからないのだけれど、
多分一番大きいのは、ふみ緒さんが認めた人たちだから…かな」
悠姫「…くぅぅっAーーー!!!」
貴女「へぇぇ?!!」
悠姫が自分に向かって飛び込んできた。
こんなことは生まれて初めてだったため、戸惑いを隠せなかった。
一色「ははっ初めてのことなんだろうね…特に、女の子に勢い良く抱きつかれるなんて
仲のいい薙切えりなでも飛びつくなんてことはしないからね。」
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ひはる(プロフ) - 続編の方は大丈夫なので続けます! (2016年12月17日 1時) (レス) id: 1f07ba6d69 (このIDを非表示/違反報告)
ひはる(プロフ) - くるみさん» 何回も申し訳ありません!私、2回ほどアカウントが消えてアカを作り直していまして、パスワードも忘れてしまい、修正が難しくなっていたことも忘れていました!パスワードが思い出せたら修正したいと思います。申し訳ありません! (2016年12月17日 1時) (レス) id: 1f07ba6d69 (このIDを非表示/違反報告)
ひはる(プロフ) - くるみさん» うに修正するつもりです。それから、その後の夢主の口調の変化は、また続編の方であるかもしれません!最近は忙しくて投稿できずにいましたが、少しゆとりが出来てきたので投稿を再開したいと思っております。これからもあたたかい目で見ていただけたら幸いです。 (2016年12月17日 1時) (レス) id: 1f07ba6d69 (このIDを非表示/違反報告)
ひはる(プロフ) - くるみさん» コメントに気づかなくてごめんなさい!私も、最初はかなりぐちゃぐちゃに混ぜてしまったので、わかりにくかったかと申し訳なく思っておりました。しかし、そのキャラのそれまでの設定を考えて変えることは難しいです、しかし、はじめの頃の口調をもう少しハッキリするよ (2016年12月17日 1時) (レス) id: 1f07ba6d69 (このIDを非表示/違反報告)
くるみ(プロフ) - 口調が男口調か女口調か分かりません。私的には女口調で統一してほしいです。 (2016年10月14日 18時) (レス) id: 24228b21c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひはる | 作成日時:2015年9月7日 21時