検索窓
今日:15 hit、昨日:20 hit、合計:342,724 hit

ページ30

確かえりなとの初めての食戟がそのときだったんだよな…

ーーーーーー…


司会『食戟管理局よりこの勝負が正式な食戟であると認定されました!

勝負条件は…』



『すげえ、遠月の2トップ、《女神》那珂Aと、《神の舌》薙切えりなの直接対決だ!』


『どちらも遠月で女王とされる存在…互角とされているけど、どっちが上なのか、これではっきりするわね!』



えりな『…私が勝てば、那珂A、貴方は退学。
よろしいですね?』

貴女『…ええ、よろしくてよ。では私が勝てば、私へ、学業と共に職業も行える権利を与えなさい。』


えりな『ええ、心配しなくとも、職業一本でこれからはやっていけるわよ?
なんていったって、退学になるんですもの』

そうえりなは自分の勝利を確信し、ニヤリと怪しく笑っていた。

一方の私は、それに動じず、まるで品定めをするかのようにえりなを眺めていた。


私と張り合うことができるのか…

かつて、私を見て戦意喪失し、遠月を離れていった生徒たちを思い出して

私の頭にはそれしか考えがなかった。





そして結果は…

司会『勝者は…



那珂Aーーー!!!』



ウォォオオオオオオオ!!!

えりな『なんですって…っこの私が…完全敗北…っ⁈
3人全て那珂Aに票を入れたというの⁈』



貴女『これではっきりしたわね。薙切えりな。

正しいのは私と…!まあ
これで堂々と働けますし…一石二鳥ですわ。
私をひれ伏させるなんて…100年早くてよ!




期待していたけれど、貴女もダメだったのね…』


もう、望みはない、そう思った。

えりな『…何が100年よ!見ていなさい…今にだって貴女に敗北を味合わせてあげるわ、

それに。

価値のないものは遠月にはいらない。この考えは変わらないわ』

私は驚いた、戦意喪失どころか、リベンジという新たな戦意がえりなから感じられたから。

そして、少し嬉しかった。

離れていかないことに、自分との差が今までより少しのものだったことに





自分とは違った考え…同格の才能…プライドの高さ…


私は……初めて、ライバルというものを得た。

○→←○



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (131 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
387人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ひはる(プロフ) - 続編の方は大丈夫なので続けます! (2016年12月17日 1時) (レス) id: 1f07ba6d69 (このIDを非表示/違反報告)
ひはる(プロフ) - くるみさん» 何回も申し訳ありません!私、2回ほどアカウントが消えてアカを作り直していまして、パスワードも忘れてしまい、修正が難しくなっていたことも忘れていました!パスワードが思い出せたら修正したいと思います。申し訳ありません! (2016年12月17日 1時) (レス) id: 1f07ba6d69 (このIDを非表示/違反報告)
ひはる(プロフ) - くるみさん» うに修正するつもりです。それから、その後の夢主の口調の変化は、また続編の方であるかもしれません!最近は忙しくて投稿できずにいましたが、少しゆとりが出来てきたので投稿を再開したいと思っております。これからもあたたかい目で見ていただけたら幸いです。 (2016年12月17日 1時) (レス) id: 1f07ba6d69 (このIDを非表示/違反報告)
ひはる(プロフ) - くるみさん» コメントに気づかなくてごめんなさい!私も、最初はかなりぐちゃぐちゃに混ぜてしまったので、わかりにくかったかと申し訳なく思っておりました。しかし、そのキャラのそれまでの設定を考えて変えることは難しいです、しかし、はじめの頃の口調をもう少しハッキリするよ (2016年12月17日 1時) (レス) id: 1f07ba6d69 (このIDを非表示/違反報告)
くるみ(プロフ) - 口調が男口調か女口調か分かりません。私的には女口調で統一してほしいです。 (2016年10月14日 18時) (レス) id: 24228b21c5 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ひはる | 作成日時:2015年9月7日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。