【食戟のソーマ】 天才は女神のようでした

三章 ページ18

編入試験から、ひと月と少しー…




始業式 当日









トントントン

貴方「すみません、那珂Aと申すものです

えりなはいますか？」






執事「な、那珂様！
えりなお嬢様はもうすぐ準備を完了されるそうです！
申し訳ありません！少々…あ、」





そう言って、執事が見ている先を見てみると…


少しキレ気味のえりながいた


えりな「そこの者！

私がAを待たすようなことをすると思って？



考えを改めなさい！






はるひ！一ヶ月ぶりね、やはり電話だけでは物足りなかったわ！」



貴方「ああ！私も会えて嬉しい！それにこれからは、また毎日会えるんだ…こんなに嬉しいことはない！


ふふ。あやつも入るだろうしな」



えりな「？…ああ、それより早く行きましょう！

私が総代として壇上に立つのよ…




A…貴方がいたらきっと、貴方が総代となっていたでしょうね。

悔しいけれど、きっとそうだわ。」



貴方「…えりな、それでも今獲ったのはえりなだ。

私は、えりながいたからこそ、張り合い甲斐があったというもの。


私がそのときいてもいなくても、そのときいたもの達のトップに君がなったんだ



だったら、そのもの達の目標として、堂々としていなければならない。




そんな顔は、えりなには似合わないよ、
神の舌をもっている天才で
学園総帥の、仙さんの孫娘で
一人の立派な料理人で

そしてなにより、わたしの親友である薙切えりなは笑顔が1番似合うよ」

えりな「A…ありがとう」


周り「「「イケメンだ！」」」







執事「えりなお嬢様！那珂様！リムジンの方用意がすみました！」



えりな「ええ、すぐいきます。


A、行きましょう！」


貴方「ああ！」


そうして、美少女二人は新しい生活の場へ足を踏み入れる






学園の視線をひとつ残らず集め颯爽と歩く
その
二つの影に、頬を赤らめないものはいなかった









えりな「では、私は壇上に上がらなければならないので行きますが…


A！知らない人について行ってはダメですよ！
ちゃんと編入者の控え室で待っていてくださいね！」


貴方「はいはい、心配性だな。

大丈夫、もうどこにも行かないから！」



えりな「…！…ええ、よろしく頼みますよ！



ふふ、では」









コツコツコツ


あ、いた

創真「あ！A！！！

また会おうって、入れることしってたのかよ！


だったら言ってくれてもいいじゃねえか！ったくよー」

○→←○

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す