【食戟のソーマ】 天才は女神のようでした

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貴女「間接的食戟の条件。

一つ、対決は薙切えりなと那珂A以外の者で行うこと。

一つ、食戟の条件は対象の団体、及び人物の存続であること。

一つ、対象の団体及び人物に加勢はしないこと、ただ終了まで自分の信じた方を見守ること。

一つ、間接的食戟は、お互いの了承を得る。及び、お互いの考えが反対であること。

二人の間だけのルールだけど、私たちにとっては重要となるものなのよ。」

創真「つーことは？」

貴女「相手がえりな以外だったのなら、私はこちら側で間接的食戟を開始することができるのよ。」

創真「でも…加勢はできねーんだろ？だったら…」
小西「うぉぉぉーーー！！」

創真「え？！なに？！」

恵「創真くんは知らないだろうけど、中等部の頃、二人の間接的食戟は有名だったし、

当人達によってよく行われていたの！！」

小西「そこではな！那珂様が着いた側が必ず勝利すると言われてるんだ！！
実際に負けた事はねぇしな！」

創真「ほほう、勝利の女神というやつですか。」

キラリと効果音で表せそうなほどのキメ顔を披露しながらそういう創真に呆れながら返す

貴女「全てあの人たちの努力の末…ただ私は信じれるものを信じただけ。

まあ、私が信じた者達ですもの、当然といったら当然の事かもしれないね。」

小西「おお〜っ」


創真「ー…んで…対戦相手はどんな奴なんだよ？」
小西「それはー」

その時、引き戸の特徴的な開閉音がした。

ガララッ


沢山の作業員が入り、1番後ろにはひとりの少女がいた。
何か指示しているようだが…

ザッ

丼研のこれまでの結晶。レシピ集をふみつけ入ってくる彼等に憤りが込み上げてくる

ああ…私は怒りっぽいのかもしれないね。

水戸「なぁ！下見の邪魔だから出てってくんない？
小一時間経ったら帰ってきていいからさ」

小西「なっ…！？し、勝負はまだついてねぇだろうが！」

水戸「見えてるって言ったろ？
えりな様も仰ってたよ

丼なんて、いくらこだわってもB級グルメでしかない低俗な品。
遠月に必要ないってね

あんたがどんな品を作ろうと、あたしの超高級肉には勝てねぇんだよ！」

貴女「…ふふ、えりなの所のにくみちゃんじゃないの…お元気そうで何よりだわ」

踏まれたレシピ達の汚れをはたき落としながら嫌味たらしくそう言う。

主将さんを壁に追い込み、リーゼントまで切ったにくみちゃんは

水戸「ああ？！さっき言ったばっかだろうが！だれだてめっ…？！」

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