あさってColor jw桃青

ご ページ5

「のぞむくん。のぞむくん。」そうよばれたきがした。こえのもちぬしはよぉわからん。




そっとめをひらくと、ぱちっとしせんがかさなる。




うわぁ！とおもわずとびはねた。そして、そのこのおでことぼくのおでこがぶつかった。





そこには、いたぁとおでこをてでおおっている
みおぼえのない
かおだちのいいおとこのこが。
おなじとしくらい？


「びっくりした。あ、ぼくふじいりゅうせいっていいます。」




“ふじいりゅうせい”こころのなかでなんどもとなえる。…うん。やっぱりかっこいいなまえだ。




桃「こたきのぞむ……ですっ。」





青「しってるしってる、なかませんせい？にきいたで。」





桃「そ、そうなんだ。」





なにかはなしをつなげなきゃ。ただひたすら
はなしのないようをかんがえた。




桃「…りゅうせいくん？ってなんさいなん？」





青「のぞむくんとおないどしのごさい。」






おないどしやったんや。




桃「…ぼくとおともだちになってくれませんか？」




なにをおもったのだろうか。じぶんはそんなことばをはっしていた。



青「もちろん。」



そうえがおでこたえてくれたりゅうせいくんに
ありがとう、ありがとうとつぶやいた。

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