そのご ページ31
青「望、おはよ。」
桃「おはよー!」
相変わらず元気やな、と流星の眠そうな声が鼓膜を撫でる。
朝イチから電話をかけたのにも関わらず、対応してくれる流星は優しい。
桃「流星今日何限からー?」
青「一限からやで。」
桃「まじ?一緒に行こや。」
青「ええよ。」
桃「よっしゃ!んじゃ、いつもの場所にいつもの時間にな!」
青「おう。」
プチッと通話停止ボタンを押すと、急いで身支度を済ます。
靴を引っ掛けると家の鍵を閉め、約束の場所へ向かう。
そんなに遠くもないし、時間にも余裕があるから遅刻することはないだろう。
朝は弱い方だが、なぜか軽い足取り。
約束の場所に着くと、流星の姿はまだない。
ベンチに座り、時計台で時間を確認すると、まだ約束の時間まで15分ある。
スマホを適当に弄っていると、望、と俺を呼ぶ声が聞こえる。
目線をあげると、急ぎ足でこちらに向かう流星。
はあはあと息が切れているところから、急いで来たのかなと思う。
青「ごめ、待たせた?」
桃「ううん。」
青「行こか。」
桃「おん。」
流星の隣が1番安心する。
END
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オム王子と白米王子(プロフ) - 沙路音さん» ありがとうございます! (2018年5月24日 23時) (レス) id: 220cd1567c (このIDを非表示/違反報告)
沙路音(プロフ) - 続編ありがとうございます!ツイン担なので、ツインの仲良しが沢山あってとっても面白かったです!もし描かれるのであれば、次作楽しみにしてます笑笑 (2018年5月24日 8時) (レス) id: 9f3018d7e6 (このIDを非表示/違反報告)
オム王子と白米王子(プロフ) - 沙路音さん» コメントありがとうございます。了解しました! (2018年5月18日 22時) (レス) id: 220cd1567c (このIDを非表示/違反報告)
沙路音(プロフ) - めっちゃ面白かったです!エピローグなど、その後を描いて欲しいです(>人<;) (2018年5月16日 23時) (レス) id: 9f3018d7e6 (このIDを非表示/違反報告)
オム王子と白米王子 - 訂正(アイパッドの方でかいています) (2018年1月4日 21時) (レス) id: ba70846335 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:オム王子と白米王子 | 作成日時:2017年9月27日 21時