― コットンキャンディ [ R.F ] ― ページ14
..
甘くて、ふわふわな私の彼は、
たった一人だけの、私の王子様です。
..
「 A、おかえり 」
ふふ、と微笑みながらそう言うのは、彼氏の流星くん。
今日、流星くんはお仕事がお休みだったみたい。
「 ただいま。んーっ、今日も頑張った！ 」
「 よし、おいで！ 」
流星くんの家に入ると恒例になっているのが、これ。
いま、流星くんは笑顔全開で両手を広げている。
そこに飛びつくと、ぎゅーっと抱きしめながら
優しく頭を撫でてくれるのだ。
「 んーー、流星くんいい匂いする 」
流星くんが休みの日は、私が仕事から帰ると
こうして包み込んでくれる。
「 なに言ってんねん、俺と同じ洗剤使ってるんやから
Aも同じ匂いやで 」
「 え、うそ 」
「 シャンプーとかも一緒やんか
Aもいい匂い 」
「 あ、そっか
ねえ、こしょばい 」
さっきまで私の頭の上に流星くんの顔があったのに、
いつのまにやら私の首もとに埋められている。
「 香水つけてるやんかあ 」
息がかかるだけでもくすぐったかったのに、
そこで喋られると余計くすぐったい。
「 ...りゅーくん。ちょっと離れて... 」
“ りゅーくん ”
流星くんは私のそれに弱い(らしい)。
スッと私から離れた。
でも少し寂しそうな顔をしていたから、
今度は私が後ろから抱きしめた。
「 おわっ......びっくりするやん 」
「 へへ、流星くんすき 」
「 ......りゅーくんって呼んでくれへんの？ 」
「 ...りゅーくん 」
すると分かりやすく笑みを溢した流星くんは、
私の腕のなかでくるっと向きを変え、
私と向き合う形になった。
「 もー、可愛すぎんねん 」
「 ...かっこよすぎ〜 」
「 あほか、Aの方が上やわ 」
「 もう。ご飯にしよ 」
毎度のことながら2人してデレデレ、
なのにいつも私が負ける。
いつか流星くんを照れさせたい。
*
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＃流 望 ん(プロフ) - ありがとうううう ~ !! りゅーくん 可愛すぎんか 、( 便乗 笑 ) (2019年3月30日 20時) (
レス) id: 175c974560 (このIDを非表示/違反報告)
＃流 望 ん(プロフ) - 初めまして !! 笑 というのは冗談で ... 藤井さんとのあまぁぁぁぁい中編くらいのやつが読みたいですぅぅ … !! (2019年3月24日 19時) (レス) id: 175c974560 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 度々リクエスト失礼します。龍太くんと淳太くんと3人のほのぼのした兄弟系なのを見たいです！！ (2019年1月5日 6時) (レス) id: e35fde4f07 (このIDを非表示/違反報告)
ピーチグレープジャス民ティー(プロフ) - 長尾くんの話、むっちゃキュンってしました笑 お話書くのうますぎて憧れてます！これからも頑張ってください！！機会があればわたしもリクエストさせてください！ (2019年1月3日 22時) (レス) id: 488bd9d1f7 (このIDを非表示/違反報告)
Loulietti(プロフ) - とっても素敵なお話で、読んでいてキュンとしました！ありがとうございました！ (2018年12月26日 20時) (レス) id: a2c95bfe91 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瀬菜 ..｡ | 作成日時：2018年12月11日 20時
